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7月9日の中京6R・2歳新馬(ダート1400メートル)は、小牧太騎手騎乗の12番人気フォーカード(牡、栗東・小崎憲厩舎)が差し切り勝ち。道中は中団を進み、4コーナーでは先行集団から縁の切れた7番手。直線はインから馬群をぬうようにスイスイ伸びて、ゴールではきっちり前をとらえた。何という操作性の良さ! タイムは1分26秒3(不良)。
ハナ差の2着には好位から伸びたクルークハイト(2番人気)、さらに2馬身遅れた3着に先行粘ったメイショウミズカゼが入線した。
フォーカードは、父サマーバード、母キングズラヴ、母の父キングマンボという血統。父は今年の新種牡馬で、フォーカードがJRA勝ち馬第1号。
サマーバードはアメリカの競走馬で、2009年ベルモントSなど米GIを3勝。同年の暮れにはJCダートに出走するため来日したが、調教で右第3中手骨を骨折して出走を回避。その後、種牡馬となり、2013年からは日本で種付けを開始。2013年12月23日に7歳で病死(変位疝)した。
◆小牧太騎手「展開も向いてくれましたが、直線もまっすぐに走ってくれました。素直だし、乗りやすい馬ですね」
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