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◆ステラスプレンダー(15日、中京新馬、牝馬限定、芝1400メートル)=栗・石坂、父ロードカナロア、母スクールミストレス、母の父イコールストライプス
《戦評》道中は馬のリズムを重視しながら好位を進み、直線入り口で先頭に並びかける。軽く促された程度で抜け出すと追われてからも力強く伸び、2着に4馬身差をつけ快勝した。上がり3ハロン35秒5はメンバー最速。
《血統》母はアルゼンチンのGⅠを2勝。母の父はアルゼンチンの名種牡馬で、同国のダービーにあたるナシオナル大賞(GⅠ)を制したフォーザトップや米GⅠ馬ブルーストライプなどを輩出している。
《将来性》「抜け出してソラを使う(気を抜く)面はありましたが、押し切ってくれました」と松山騎手。精神面の幼さは残るが、それでも勝ち切ったあたり、素質はかなり高そう。初戦は426キロだったように小柄で、肉体面でも伸びしろは大きく、将来はマイル戦での活躍が期待できそうだ。(山口遥暉)