４月９日の福島１１Ｒ・モルガナイトステークス（４歳以上オープン、芝１２００メートル、別定、１６頭立て）は、１１番人気で武藤雅騎手とコンビを組んだヴィズサクセス（牡６歳、美浦・奥村武厩舎）が逃げ切ってオープン初勝利。タイムは１分９秒４（良）。

クビ差の２着は２番手から流れ込んだサンライズオネスト（２番人気）。さらに３／４馬身差の３着には一頭だけ後方から末脚を伸ばしたスマートリアン（４番人気）が入った。

人気のジュニパーベリーは二の脚がつかず、ヴィズサクセスがハナを切る展開。サンライズオネストが２番手に続き、外からショウナンバニラが３番手を追走した。先行争いはなく、スプリント戦にしては落ち着いた流れになり、先行馬は手応え十分に直線へ。サンライズオネストがじりじりと差を詰めたものの、ヴィズサクセスは最後まで先頭を譲ることなく、しのぎ切ってＶ。骨折による休養で半年ぶりの実戦となった１１番人気の伏兵が波乱を呼んだ。

モルガナイトＳを制したヴィズサクセスは、父Ｓｉｙｏｕｎｉ、母Ｖｉｚ、母の父Ｄａｒｓｈａａｎという血統。通算成績は１６戦５勝となった。

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