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J・GⅠ9勝を挙げ、5度目のJRA賞最優秀障害馬に選出されたオジュウチョウサン(牡12歳)が11日の午後0時40分頃、千葉県成田市の和田牧場を出発。現役時代の休養などで過ごし慣れた馬房を後にし、繋養先の坂東牧場(北海道日高町)に向かった。12日に到着する予定だ。
スタッフたちが寂しそうに見守る中、オジュウ自身も立ち止まったり、立ち上がったり…。どこか名残惜しそうな姿を見せながら馬運車に乗り込んだ。和田正道場長(元JRA調教師)は「こんなに立ち止まることはなかったけどね。賢い馬だったし、ここには戻ってこないことを理解しているんじゃないかな。お天気にも恵まれたし、まるでオジュウの門出を祝っているよう。これからも元気に頑張ってもらいたいですね」と笑顔で見送った。