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《函館》昨年の有馬記念勝ち馬で、目黒記念8着以来となるブラストワンピース(美・大竹、牡4)は芝コースで併せ馬。2馬身ほど追いかける形から3コーナー付近で並びかけると、力強く伸びて1馬身半先着。5ハロン65秒3-12秒2をマークした。「調整自体は順調ですが、リラックスし過ぎているのでもう少しピリッとしてほしいですね。これでスイッチが入ってくれれば」と大竹調教師。ゴール板を過ぎてもムチを入れて気合を注入した効果に期待する。
2年前の勝ち馬で3年連続の参戦となるサクラアンプルール(美・金成、牡8)はWコースで併せ馬。直線で内から僚馬を突き放して5ハロン69秒7-12秒2で1馬身先着した。池上助手は「休み明けで強気にはなれないですが、先週に比べて反応は良くなっています」と楽しみな様子だった。
函館記念3着ステイフーリッシュ(栗・矢作、牡4)は、Wコースを馬なり単走で5ハロン68秒5-12秒6。「変わらず順調にきています。メンバーは強くなるけど、上積みはあるでしょうから」と藤田助手は期待を寄せた。
《札幌》昨年の覇者で安田記念5着のサングレーザー(栗・浅見、牡5)は一杯に追われ、芝コース5ハロン58秒2-12秒9をマーク。「順調。まだ少し余裕はあるけど、こうしてびっしり追えたので」と浅見助手。
安田記念10着のペルシアンナイト(栗・池江、牡5)はブリンカーを装着してダートで一杯に追われ、5ハロン66秒5-12秒7。「反応していたし動きは良かった。あとは息ができてくれば」と川合助手。
ヴィクトリアM3着のクロコスミア(栗・西浦、牝6)はダート5ハロン67秒9-12秒3を馬なりで計時。「動きは良かった。去年も状態は良かったけど、今年はさらにいいかも」と北添助手。