全馬解説
1.コトブキテティス 牝6
武藤雅 52　
出遅れやすく不器用なので中山向きではないし、距離短縮ローテで1800ｍも忙しい。大幅な上昇は見込みづらい。

2.クロスマジェスティ 牝4
柴田善臣 51　
中山は合うが、近2走は1600ｍで時計が速い状況が忙しかった。内でごちゃつく形になったり速い上がりを要求されると厳しいが、1800ｍですんなり先行できれば上昇が見込める。

3.リノキアナ 牝6
原優介 50　
斤量減の恩恵はあるだろうが、高速馬場の1800ｍは忙しいので大幅な上昇は見込みづらい。

4.アートハウス 牝4
川田将雅 57　
前走は重賞としては水準レベル勝ち。折り合いが課題の馬なので、距離短縮ローテや壁を作りやすい内枠はプラス。初の中山遠征と斤量増は割引。

5.サトノセシル 牝7
田辺裕信 55　
前走は道悪や超スローペースが合わなかった。良馬場の1800～2000ｍで上がりが速過ぎない状況向きの馬なので、中山で淀みない流れなら上昇が見込める。

6.シャーレイポピー 牝5
戸崎圭太 53　
高速馬場なら追走面で1600ｍより1800ｍが合うし、上がりが掛かる状況向きの馬なので中山替わりもプラス。底を見せているが条件は合う。

7.エイシンチラー 牝5
三浦皇成 53　
前走は内をロスなく運べて力負けの形だが、1600ｍはやや忙しかった。底を見せているが、距離延長はプラス。

8.スルーセブンシーズ 牝5
ルメール 54　
前走は3勝クラスとしてはやや高レベル勝ち。道悪や上がりが掛かる状況が良かった。ここでは能力上位なので斤量面で有利だが、高速馬場の1800ｍは忙しい。

9.クリノプレミアム 牝6
Ｍ．デム 55.5　
前走は直線スムーズさを欠いたがハナ差2着と悪くない内容。距離短縮ローテの内枠でもかなり掛かっていたように、常に折り合いが課題。距離短縮ローテで1800ｍという条件はベストなので、折り合えれば上昇が見込める。

10.ラルナブリラーレ 牝6
菅原明良 54　
4戦連続忙しい1400ｍを使われており、距離延長はプラス。不器用なので中山向きではなさそうだが、頭数減はプラス。スムーズに運んで上がりが掛かる状況が理想。

11.スライリー 牝5
津村明秀 53　
近2走は追走面で高速馬場の1600ｍが忙しかった。本質的には1800ｍ向きだが、距離延長ローテで外枠だと掛かって自滅するリスクが高い。スムーズに運べて上がりが掛かる状況なら上昇が見込めるが、出遅れやすくあてにしづらい。

12.ストーリア 牝4
横山武史 52　
3走前の秋華賞は1角で接触して後退する不利がありながら0.4秒差。能力的には上位馬に引けを取らないことを示す内容だった。前走は東京の超高速馬場が合わなかったし、15番枠で4頭分外を回るロスも生じたので悲観する内容ではない。上がりが掛かりやすい中山替わりはプラス。折り合いに課題があるので外枠だと掛かるリスクが高いが、能力の割にハンデがかなり軽い。折り合ってスムーズに運べれば大幅な上昇が見込める。

13.イリマ 牝5
木幡巧也 50　
前走は超高速馬場で上がりが速い状況が合わず、展開不向き。1800ｍはやや忙しいが、斤量減で上がりが掛かる状況になれば上昇が見込める。

14.ウインピクシス 牝4
松岡正海 53　
2走前が2勝クラスとしてはやや低レベル勝ち。前走は3勝クラスとしては水準レベル勝ち。2戦とも展開が向いているので過信禁物だが、今回も単騎逃げ濃厚。中山替わりは良さそうだが、高速馬場替わりはマイナスの可能性が高い。