予想されるベストの適性値は「２６２」で、平坦戦を想定。
脚質的には差し馬が４０％優勢。

■過去５年のラップギアと勝ち馬出走時の適性値
2007年 ▼２－－△５ 平坦 サンレイジャスパー　４５０
2006年 －－▼１△１ 平坦 スウィフトカレント　６５１
2005年 △２－－▼７ 瞬発 メイショウカイドウ　３８３
2004年 ▼１△１△７ 平坦 メイショウカイドウ　３５３
2003年 ▼１△６▼２ 平坦 ロサード　　　　　　５５１

前日発売では(10)ダイシングロウがかなり抜けた１番人気になっているが、
最終的なオッズは(３)ドリームジャーニーと競ることになりそう。
どちらにしてもこの２頭で１、２番人気というのは確定的か。

しかし「５１０」(10)ダイシングロウにしても「４００」(３)ドリームジャーニーにしても、かなり偏執的な瞬発馬に映る。
(10)ダイシングロウはデビュー戦「▼１ ▼２ △１」平坦戦での２着はあるが、瞬発戦７戦５勝に対して平坦戦５戦０勝。
(３)ドリームジャーニーは「▼４ △３ △８」平坦戦菊花賞の５着で一考の余地はあるが、瞬発戦９戦４勝に対して平坦戦３戦０勝。
「人気でもこの馬で仕方ない」とはまったく思わない。

過去５年の勝ち馬を見ても平坦馬の優位は明らかで、適性で言うなら昨年勝ち馬(５)サンレイジャスパー「４６０」は当然何の問題もない。
ただ、今年の場合この馬は休養明けの大敗後。どの程度のデキにあるかは分からないのだが、
前日オッズを見る限り、競馬新聞等にも体調面の不安は書かれていないのかな。

(14)ミヤビランベリについては、前走七夕賞の勝ち方もなかなかのもの。
あれを軽ハンデ馬のマグレ勝ちで済ませるつもりはないが、人気は上がらずともマークだけは前走よりも厳しくなりそうな雰囲気。
差し馬優勢の小倉記念ということもあり、前走ほどは走れないのではないかと、今回は少し割り引いて考えている。



※　適性値の３数字はラップタイムから考えられる適性を「瞬発、平坦、消耗戦」に分け
て数値化したもの。数の大きいものが良いわけではなく、あくまで適性のバランスのみを
表す。３数字の比率がレースの適性値に近いほど有利。能力値は、ラップタイムから考
えられる基礎能力を数値化したもの（瞬発指数）。

※「▼４▼４△７」等の意味については、単行本「ラップギア」をご覧ください。
http://item.rakuten.co.jp/book/5374176/