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国内では唯一となる牝馬限定ダートJpn1競走。ダート女王決定戦として位置付けられており、この路線の牝馬たちにとっては一年の総決算になるといっても過言ではない。記念すべき第1回(2011年)は、本競走の前哨戦として改められたレディスプレリュードの覇者ミラクルレジェンドが連勝で女王の座を射止めており、翌年も同じ臨戦過程で連覇を果たしている。第5回(2015年)には3歳馬のホワイトフーガが古馬勢を一蹴して新女王に輝くと、翌年はディフェンディングチャンピオンとして1番人気に応え、レース史上2頭目となる連覇を達成。第7回(2017年)には大井生え抜きのララベルが悲願のダートグレード競走初制覇をJpn1で飾り、地方所属馬にとってもフジノウェーブ以来となるJBC競走制覇となった。
2001年にアメリカのブリーダーズカップを範としたJBCクラシック、JBCスプリントの2競走が創設されたが、「JBC競走」には将来的にダートの各カテゴリー(年齢、性別、距離など)のチャンピオン決定戦を作るという名目があり、その一環として2011年に牝馬戦線の最高峰となるレースを新設する運びとなった。当時、牝馬限定ダートグレード競走はJpn2のエンプレス杯が格付け的には最上位となっていたため、ダート路線を主戦とする牝馬たちにとっては、明確に目標とすべきレースができたことになる。
1998年以降の優勝馬を掲載しています。
優勝馬の馬齢は、2000年以前も現行表記と統一しています。
回数 | 開催日 | 優勝馬 |
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第13回 |
2023年11月3日
大井
ダ1800m
|
アイコンテーラー
JRA
牝5 松山弘平
河内洋
|
第12回 |
2022年11月3日
盛岡
ダ1800m
|
ヴァレーデラルナ
JRA
牝3 岩田望来
藤原英昭
|
第11回 |
2021年11月3日
金沢
ダ1500m
|
テオレーマ
JRA
牝5 川田将雅
石坂公一
|
第10回 |
2020年11月3日
大井
ダ1800m
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ファッショニスタ
JRA
牝6 北村友一
安田隆行
|
第9回 |
2019年11月4日
浦和
ダ1400m
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ヤマニンアンプリメ
JRA
牝5 武豊
長谷川浩
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第8回 |
2018年11月4日
京都
ダ1800m
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アンジュデジール
美浦
牝4 横山典弘
昆貢
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第7回 |
2017年11月3日
大井
ダ1800m
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ララベル
大井
牝5 真島大輔
荒山勝徳
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第6回 |
2016年11月3日
川崎
ダ1600m
|
ホワイトフーガ
JRA
牝4 蛯名正義
高木登
|
第5回 |
2015年11月3日
大井
ダ1800m
|
ホワイトフーガ
JRA
牝3 大野拓弥
高木登
|
第4回 |
2014年11月3日
盛岡
ダ1800m
|
サンビスタ
JRA
牝5 岩田康誠
角居勝彦
|
第3回 |
2013年11月4日
金沢
ダ1500m
|
メーデイア
JRA
牝5 濱中俊
笹田和秀
|
第2回 |
2012年11月5日
川崎
ダ1600m
|
ミラクルレジェンド
JRA
牝5 岩田康誠
藤原英昭
|
第1回 |
2011年11月3日
大井
ダ1800m
|
ミラクルレジェンド
JRA
牝4 岩田康誠
藤原英昭
|
第1回(2011年)は11月3日に施行。以降、原則として11月3日「文化の日」(祝日が土日の場合は翌月曜)に合わせて開催されている。
施行場所:佐賀ダート1860m
出走資格:サラブレッド系3歳以上牝馬
1着賞金:6000万円
負担重量:定量
優先出走:レディスプレリュードの1着馬
2011年 | 持ち回り開催、3歳以上牝馬、指定交流競走として創設 ミラクルレジェンドが大井ダート1800mのコースレコードを更新 |
2012年 | ミラクルレジェンドがレース史上初の2連覇を達成 |
2013年 | Jpn1に格付け |
2014年 | サンビスタが盛岡ダート1800mのコースレコードを更新 |
2016年 | ホワイトフーガがレース史上2頭目の2連覇を達成 |
2021年 | テオレーマが金沢ダート1500mのコースレコードを更新 |