競馬ニュース > 記事
編集部(以下、編) 先週は重賞こそ不発に終わりましたが、それ以外のレースでスマッシュヒットがあり、単勝回収率は126.3%をマークしました。
新良(以下、新) 最低限の仕事はできた、という感じですかね。
編 いえいえ、プラス収支ですから、おおいに誇っていいでしょう。2週続けていい流れできています。
新 今週も勢いを止めないようにしたいですね。もちろん、守りに入らずに強気の攻めで。
編 どでかいのを当てちゃってください(笑)。今週も期待しております。
新 もちろんそのつもりです。全力を尽くします。
編 今週は先週に続き、土日にそれぞれ平地重賞がひと鞍ずつ組まれている番組構成です。土曜日は平安Sになります。
新 16頭中10頭が乗り替わりなので、予想のしがいがありますね。上位独占があってもおかしくないので、最先着する馬をしっかり指名したいです。
編 もう、結論は決まっていますか?
新 はい。ルメートル騎手から鮫島克駿騎手に乗り替わる⑭オーロイプラータを狙います。
編 鮫島駿騎手は現在リーディング6位。今年はとくに、勢いを感じます。
新 大きいところはなかなか勝てませんが、安定感のある騎乗が光りますよね。確実に技術も上昇していると思います。
編 鞍上強化という評価でよろしいでしょうか。
新 大幅、を付けてもいいでしょう。ルメートル騎手は今年初来日した外国人のなかでも、指折りの期待外れの騎手でした。最終的に重賞は未勝利で、特別レースも2勝のみ。まるで若手騎手のような成績で帰国しました。
編 かなり手厳しいですね(苦笑)。
新 本国ではそれなりに活躍しているので「下手」と断じるのはかわいそうですが、少なくとも日本の競馬にはフィットできていませんでしたよね。
編 馬はここ2戦、ルメートル騎手が跨って、東海Sで5着、仁川Sで7着という成績ですが、鮫島駿騎手に乗り替わることによって一変もあると?
新 私は激変する可能性があるとみています。これまで2回騎乗して1着、3着と相性もいいですし、オープン昇級初戦のカノープスSはしっかり末脚を伸ばして3着に食い込んでいました。
編 鮫島駿騎手がここでも馬の良さを引き出して、巻き返してくるとみているわけですね。
新 その通りです。鮫島駿騎手は2021年以降、京都ダ1900mで勝率7.1%と水準レベルの成績をマークしています。そつなく乗ってくれるはずです。
編 そのカノープスSは今回と同じ舞台。馬にも適性はありそうでしょうか?
新 好走歴があるので、苦手ということはないでしょう。コースについては、なんの不安もありません。
編 能力的にも、このメンバー相手でも足りると?
新 東海Sは5着と馬券には絡めませんでしたが、コンマ5秒差に健闘しました。先着した面々を見れば、価値のある5着だったと思います。今回の平安Sのメンバーなら、馬券圏内の好走があってもまったく不思議ではないでしょう。
編 2番人気だった前走よりは人気を落とすでしょうし、そそられるオッズを示してくれそうです。
新 前が速くなりそうなメンバー構成なので、展開の助けもありそうです。自分の競馬に徹すれば、アッと言わせるシーンもあると思います。馬券には必ず組み込んでおきましょう。
★その他の注目乗り替わり★
東京10R ④ゴッドファーザー(佐々木大輔→横山和生)
東京11R ⑯プレサージュリフト(キングスコート→ルメール)
新潟12R ⑨ファイアネイド(坂井瑠星→北村友一)