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▼7月31日(日)小倉11R 農林水産省賞典 小倉記念
【血統別成績(2006年以降)】
●父か母の父がグレイソヴリン系種牡馬 〔2・2・2・6〕(複勝率50.0%)
●父も母の父もグレイソヴリン系以外の種牡馬 〔3・3・3・54〕(複勝率14.3%)
→血統表のどこかにトニービンやタマモクロスを持つ馬が強いレース。特別登録を行った馬のうち、父か母の父がグレイソヴリン系種牡馬なのは、キタサンアミーゴとリクエストソングの2頭だけです。また、父にサンデーサイレンス系種牡馬を持つ馬も、前走がJRAのレース、かつ前走の4コーナーを5番手以下で通過した馬に限ると〔4・1・2・16〕(複勝率30.4%)。先行馬はまったく信頼できませんが、差し馬なら人気薄でもしっかりチェックしておくべきでしょう。
■執筆者プロフィール
伊吹 雅也(いぶき・まさや)
埼玉県桶川市在住のフリーライター、コピーライター、競馬評論家。的確でわかりやすいデータ分析に定評があり、現在は『JRAホームページ』内「今週の注目レース」で“データ分析”のコーナーを担当しているほか、さまざまなメディアに活躍の場を広げている。競走馬への一口出資やペーパーオーナーゲーム(POG)などにも造詣が深く、今春からはWIN5研究の第一人者としても知られるようになった。最新刊『WIN5(五重勝)ほど儲かる馬券はない!! 少点数で驚愕配当をモノにする絶対的セオリー(競馬王新書)』(白夜書房)が好評発売中。