PP指数の各馬の(前走指数＋前々走指数＋近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にサトノケンシロウ(15.7pt)、メイズオブオナー(15.0pt)、ヴァフラーム(14.7pt)、ケンホファヴァルト(14.3pt)、スズカディープ(11.3pt)。能力値は競走馬の能力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っています。

　前走で後方からレースを進めた馬が多く、展開は前が有利となりそう。しかし、前に行ける脚もある上位人気のメイズオブオナーは、前走・マレーシアＣで前有利の展開を味方に自己ベスト指数をマーク。走り過ぎた感があるので信用しきれません。

　そこで今回の◎には、2走前、3走前ともに逃げてこのクラス2着の(3)ケンホファヴァルトを推します。この馬は競走中止後となった前走・下賀茂Ｓは逃げられずに8着凡退も、今回は楽にハナを主張できる組み合わせ。陣営も「自分の競馬に徹して、どこまで逃げられるか」とコメントしているので、ハナへ行くはずです。そうなれば、展開味方に粘れる可能性が高いでしょう。