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11月1日(木)の門別競馬11Rで行われた第45回北海道2歳優駿(交流GIII、2歳オープン、選定馬、定量、ダート・右1800メートル、13頭立て、1着賞金=2500万円)は、井上俊彦騎手騎乗の1番人気ウィンターフェル(牡、ホッカイドウ・林和弘厩舎)が好位追走から早めに押し上げ、逃げたイグナシオドーロとの競り合いをハナ差制して交流重賞初制覇。スタートでつまずいたウィンターフェルだったが、すんなりと6番手。4コーナーでは外めを押し上げ2番手に。ゴール前の首の上げ下げで初タイトルをものにした。タイムは1分54秒1(稍重)。イグナシオドーロ(6番人気、ホッカイドウ競馬所属)が2着、さらに5馬身差遅れた3着にC.ルメール騎乗のミヤケ(2番人気、JRA所属)。
北海道2歳優駿を勝ったウィンターフェルは、父は新種牡馬のダノンバラード、母はトピカ、母の父プリサイスエンドという血統。北海道新ひだか町・有限会社三石軽種馬共同育成センターの生産馬で、(株)東京Midgarの所有馬。通算成績は7戦4勝。交流重賞初制覇。北海道2歳優駿は、林和弘調教師は初優勝、井上俊彦騎手は1999年タキノスペシャル、2006年トップサバトンに次いで3勝目。
◆井上俊彦騎手(1着 ウィンターフェル)「早めに抜け出さないように、それだけ気をつけて乗っていました。抜け出すと遊んじゃうんで。スタートでつまずきましたが、すぐに立て直したんで大丈夫だなと。道中の手応えはあるんです。ちぎるくらいの手応えが。でも、抜けると遊んじゃうんで。ゴールでは出ているかなと思ったんですよね。でも、周りがダメだっていうから(笑)。またウィンターフェルを応援してください」
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