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定年引退の小桧山悟調教師(70歳)=美=は、中山8Rのタケルジャックで最後の管理馬出走。後方待機から末脚勝負にかけたが、11着で調教師生活の幕を閉じた。JRA通算成績は7330戦218勝(うち5勝)。レース後は親しい関係者が、おそろいの水色のジャンパーを着用して師の引退に花を添えた。
「幸せ者ですね。でも反省ばっかり。こんなに競馬場が楽しくて幸せな空間だとは思わなかった。みんなが求めていたところとは少しズレていたが、自分のあったところでストレスをためないで仕事をしてきた。あとはこの2人(原、佐藤翔騎手)を応援してください。馬券は買わないけど、嫌がらせで(2人の)馬券を買ってやろうかな(笑)」とトレーナーは最後まで周りを和ませた。週刊ギャロップで連載中の「私の馬研究ノート」など、今後も執筆活動を継続していく。