⑥エエヤン

３連勝で前哨戦のニュージーランドＴを制したエエヤンは、午前４時３５分に美浦坂路に登場。１ハロン１７秒前後のペース（４ハロン６８秒７）で１本駆け上がった。気負うような面はなく、適度な集中力を保ちながら軽やかなフットワークでの最終調整だ。

黒﨑勇太調教助手は「できることは全てやれたと思います。きょうは（体調を）整える程度で十分。背中の感じに硬さもなく、落ち着きがあっていい感じでした」と開口一番に気配の良さを伝えた。レース当日は雨の予報が出ているが、「パワーがあるタイプなので、雨降りで道悪になっても気にしないと思います。何とかいい結果を出してほしいです」と４連勝でのＧⅠ取りに意欲を見せていた。

②モリアーナ


ニュージーランドＴ４着の牝馬は、美浦北ダートで軽めのキャンター調整。体の張りやつやも上々で、体調の良さは疑う余地がない。「落ち着きがあって（気持ちの）抑えも利いています。雰囲気は前走時よりも上がっています」と國吉顕太調教助手は好調さを伝えた。

⑩オオバンブルマイ

ユニークな馬名と武豊騎手の騎乗で注目されている重賞２勝馬は、午前１１時５１分に決戦の地に到着した。「長距離輸送をしても馬体が減るタイプではないので、問題ないと思います。追い切り後も順調にこられていますし、雰囲気はいいです。好レースを期待したいですね」と山田和広調教助手は語った。

⑮カルロヴェローチェ

ファルコンＳ２着のシルバーステート産駒は、午前１１時５２分に東京競馬場へ到着。「追い切り後も変わりなくきているし、リラックスしています。先週末、今週の追い切りは本来の動きで、力のあるところを見せてくれました。状態は問題ないですよ」と須貝尚介調教師は期待を込めて送り出す。

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