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香港マイル(11日、シャティン、GⅠ、芝1600メートル)に出走予定だったサリオス(美・堀、牡5)が10日、左前跛行のため出走取り消しとなった。このレースがラストランで、今後は種牡馬入りする予定だったが、無念の回避となった。
シルクホースクラブのホームページで堀調教師は「きのうから精神状態はいい意味で変わりありませんでしたので、今朝はダートコースでキャンターを行いました。ただ、調教後に行われた獣医検査で、『左前を跛行している』と現地の獣医師に診断されました。少し時間をあけて再検査へ臨んだものの、『出走は認められない』と告げられてしまいました」と取り消しに至った経緯を説明。さらに「納得のいくものではないものの、サリオスには次のステージが待っていますから、無事に帰国させられるよう努めていきます。今回のラストランを楽しみにされていたみなさまには本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです」とコメントした。