競馬ニュース > 記事
7月2、3日の出走馬が6月30日に確定した。ここまで2022年3月デビューの新人騎手で最多の16勝を挙げている今村聖奈騎手(18)=栗東・寺島良厩舎=は、今週末からスタートの小倉開催に初参戦し、土曜8鞍、日曜8鞍の計16鞍に騎乗する。
一番の注目は、重賞初騎乗となるCBC賞(日曜小倉11R)。特別登録時点では所属厩舎のシホノレジーナに騎乗予定だったが、48キロの軽ハンデで主戦の国分恭介騎手が騎乗できなくなったことで、有力馬の一頭であるテイエムスパーダの鞍上に抜擢された。初の年長馬との対決となった前走(2勝クラス)を2馬身半差で快勝しており、小倉コースも3戦2勝2着1回と得意にしている。デビュー2戦目のフェニックス賞では重賞戦線で活躍しているナムラクレアの2着したこともあるだけに、軽ハンデを味方に上位進出のチャンスがありそうだ。
永島まなみ騎手(19)=栗東・高橋康之厩舎=も、小倉開催に参戦する。土曜9鞍、日曜5鞍の計14鞍が予定されており、新馬戦3着のサイレントストーム(土曜小倉1R)、自ら騎乗した前走の未勝利戦で3馬身半差Vを決めたシゲルオトヒメ(日曜小倉7R)など、上位進出のチャンスがありそうな馬もいる。今村騎手に負けない存在感を見せつける可能性は十分だろう。
なお、先週で栗東滞在を終えた藤田菜七子騎手(24)=美浦・根本康広厩舎=は開幕週の福島、古川奈穂騎手(21)=栗東・矢作芳人厩舎=は引き続き函館開催で騎乗する予定となっている。