全馬解説
1.ミッキーヌチバナ 牡6
松山弘平 57　
2走前の御陵Ｓが3勝クラスとしては水準レベル勝ち。タフ馬場や馬群で溜める形が良かった。　
前走のベテルギウスＳも内枠や時計が掛かる状況が良く3着に好走。　
馬群で集中させる形が合うので引き続き内枠はプラスだが、雨で時計が速い状況になるとややマイナス。

2.ビヨンドザファザー 牡5
内田博幸 57　
4走前の三宮Ｓはブリンカーを装着してパフォーマンスを上げたが、近3走は物足りない内容。　　
使いつつの良化は見込めるが、気性面であてにしづらい。

3.ヴィクティファルス セ6
池添謙一 57　
前走の太秦Ｓはオープンとしてはやや低レベル勝ち。初ダートで砂被りにも対応し、適性の高さを見せた。　
ダートでは底を見せていないので上昇が見込める。

4.キリンジ 牡4
和田竜二 56　
4走前が1勝クラスとしては水準レベル勝ち。　
2、3走前の兵庫ＣＳとＪＤＤはスムーズに運べて力負けの形。　
前走のシリウスは内枠で揉まれて惨敗。　
ここでは能力的に見劣るし、多頭数内枠なので揉まれるリスクも高い。

5.スマッシングハーツ 牡8
武豊 57　
2走前のＢＳＮ賞は休み明けで新潟も不向きだったので崩れたが、3、4走前（22年チャンピオンズＣ、23年東海Ｓ）と前走のグリーンチャンネルＣはほぼ力負けの形。　
安定感はあるが左回りや良馬場が合う馬なので、右回りの道悪で大幅な上昇は見込みづらい。

6.ペプチドナイル 牡6
藤岡佑介 57　
4走前のエルムＳは不良馬場の1700ｍが忙しかったし、ごちゃつく状況も響いた。　
2、3走前（みやこＳ、カノープスＳ）はハイペース逃げで展開不向き。　
前走のベテルギウスＳはオープンとしては水準レベル勝ち。タフ馬場が良かったが、馬群に対応できたのは収穫。　
今回は先行馬が少ないのでスムーズに前に行けそうだが、雨で時計が速い状況になるとマイナス。

7.サンライズウルス 牡6
西村淳也 57　
2走前の22年ベテルギウスＳはオープンとしては水準レベル勝ち。　
前走の23年東海Ｓはスローペース中団外でロスが生じた。　
能力的には通用するが、左回りやタフ馬場が合う馬なので右回りの道悪はマイナス。1年振りの休み明けも割引。

8.ゲンパチルシファー 牡8
松若風馬 57 　
前走のみやこＳは得意の良馬場だったし、ハイペース後方インで展開も向いたので力負けの形。　
道悪替わりで大幅な上昇は見込みづらい。

9.レッドファーロ 牡5
岩田康誠 57　
3走前の丹沢Ｓが3勝クラスとしては高レベル勝ち。2100ｍや上がりが掛かる状況が良かった。　
2走前のスレイプニルＳはスローペースで上がりが速い状況になりパフォーマンスを下げた。　
前走のカノープスＳは久々だったうえ1900ｍへの距離短縮だったが、上がりが掛かる状況でパフォーマンスを上げた。　
前走の行きっぷりなら1800ｍにも対応できそうだが、フレグモーネで一頓挫あったし、時計や上がりが速い状況なるとマイナス。

10.オメガギネス 牡4
戸崎圭太 56　
3走前が1800ｍで1勝クラスとしては超高レベル勝ち。　
2走前のレパードＳは休み明けで完調ではなかったし、出遅れて掛かったが重賞としては水準レベルのクビ差2着。　
前走のグリーンチャンネルＣはオープンとしては高レベル勝ち。スタートを決めて高速馬場に対応できたのは収穫。　
ここでは能力最上位だし、馬場や回りも問わない。距離延長ローテで掛かるリスクが生じることと初の京都遠征は割引だが、まともに走れば上昇が見込める。

11.タイセイドレフォン 牡5
幸英明 57　
4走前の平城京Ｓがオープンとしてはやや高レベル勝ちで、3走前の平安Ｓはほぼ力負けの形。　
2走前の太秦Ｓは休み明けだったし、ハイペース先行インで展開不向き。　前走のみやこＳは4角で前が下がってきて後退する不利があり、直線もややスムーズさを欠いて不完全燃焼だったので力負けではない。　
道悪で時計が速い状況になるとマイナスだが、まともに走れば巻き返しが見込める。

12.バビット 牡7
団野大成 57　
2走前の毎日王冠は休み明けだったし、東京の高速馬場も合わなかった。　
前走の福島記念はハイペース先行で展開不向きだったし、直線接触不利がありその後あまり追わなかったので着差は参考外でいい。　
芝で単騎逃げなら巻き返しが見込める状況だが、血統面でダート替わりはやや不安だし、気性的な脆さがあるので逃げられないと崩れるリスクが高い。

13.ブライアンセンス 牡4
岩田望来 56　
2走前が2勝クラスとしては水準レベル勝ち。　
前走が3勝クラスとしてはやや高レベル勝ち。　
底を見せていないので上昇が見込めるが、道悪未経験で時計や上がりが速い状況がマイナスに働く可能性がある。

14.ウィリアムバローズ 牡6
坂井瑠星 57　
2走前のラジオ日本賞はオープンとしては水準レベル勝ち。休み明けで斤量59キロだったが能力上位で勝った。　
前走のみやこＳは外を回るロスが生じたが、逃げた後に控える形で折り合えたのは収穫。　
まだ揉まれた経験がないのでごちゃつくリスクが低い外枠はプラス。ある程度底を見せているので大幅な上昇は見込みづらいが、馬場を問わず安定感があって崩れにくい。

15.ブラックアーメット 牡6
泉谷楓真 57　
前走は良馬場の内枠という条件が良かった割に物足りない内容。　
道悪や外枠替わりで大幅な上昇は見込みづらい。

16.オーロイプラータ 牡4
ルメート 56　
2走前の神無月Ｓが3勝クラスとしては高レベル勝ち。2100ｍへの距離延長や良馬場が良かったし、ハイペース後方で展開も向いた。　
前走のカノープスＳは1900ｍへの距離短縮でパフォーマンスを下げたが、能力上位で3着。　
追走面で1800ｍへの距離短縮や道悪替わりはマイナスで、パフォーマンスを下げる可能性が高い。縦長のハイペースが理想。