ラップギアコース適性値【瞬３平５消２】に近い比率の馬が有利
番馬名　　　【ラップギア】瞬発指数
01アポロノシ【瞬３平５消１】　８５
02ミキノドラ【瞬０平２消４】　８７
03ダイシンバ【瞬０平３消４】　８０
04ラブカンプ【瞬２平４消４】　８１
05ヒザクリゲ【瞬０平０消４】１００
06クラウンル【瞬０平１消４】　７３
07ハングリー【瞬１平２消３】　９８
08ナランフレ【瞬２平２消１】１００
09トウショウ【瞬３平３消３】　９５
10ライオンボ【瞬０平１消５】１００
11メイソンジ【瞬１平２消１】　９７
12ダイメイプ【瞬０平４消５】　８９
13カッパツハ【瞬２平１消３】１０２
14ジョーカナ【瞬０平２消３】　９６
15ヒロイック【瞬０平５消５】　９６
16クールティ【瞬１平０消５】　９５

ここは本命(13)カッパツハッチ。去年のアイビスＳＤ予想に書いた文を再掲載してみようか。

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ライオンボスは前走・韋駄天Ｓの予想でも書いていたように、邁進特別の勝ち時計５４秒１は、歴代のアイビスＳＤ（Ｇ３）勝ちタイムと比較しても遜色がないものだった。ただ、韋駄天Ｓの勝ち時計５３秒９は（邁進特別より更に速くなったものの）、期待された新潟芝１０００メートルのコースレコードほどではなかった。序盤から押して押して、中盤は結構一杯に追っていただけに、意外と言えば意外。


ライオンボスが人気を集める中、むしろ注目すべきはカッパツハッチの存在ではないかと見えてきた。たとえば前走の韋駄天Ｓ、押して押して先頭に立ったライオンボスの横で、馬ナリで並びかけたのはカッパツハッチであり、中盤からムチを入れて懸命に先頭をキープしたライオンボスの横を、馬ナリで追走していたのもカッパツハッチ。最後はライオンボスに突き放されての２着だったのだが、カッパツハッチ自身の走破時計も５４秒０だった。

この走破時計５４秒０はアイビスサマーダッシュの平均勝ち時計５４秒３（良馬場限定なら５４秒１）より遥かに速く、そこで勝ったライオンボスを別にすると、アイビスサマーダッシュを除いての新潟芝１０００メートルタイムとしては２０１２年８月１９日のエバーローズと並ぶ歴代最速タイだったりする。

歴代のアイビスサマーダッシュを合わせても、カッパツハッチを超えるタイムで走れたのはカルストンライトオ、ダイメイプリンセス、エーシンヴァーゴウ、ケイティラブ、メジロダーリングとライオンボスの７頭しか存在しない。つまり敗れはしたものの、カッパツハッチも特筆モノのタイムを出していたということなのだ。それこそ邁進特別の時のライオンボス以上の（５４秒１対５４秒０）。

決してゲートが速いほうではないライオンボスが、前走よりも余裕のない競馬になるようなら、今度はカッパツハッチが差し切ってしまうような場面も考えられるのではないだろうかという読みを。斤量差も１ｋｇ開くようなので。

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その当時から上記の新潟芝１０００メートルタイムは更新されておらず、依然として(13)カッパツハッチの韋駄天Ｓ５４秒０は燦然と輝くモノ。(10)ライオンボスとの斤量とは
前年韋駄天Ｓ　５３ｋｇ対５２ｋｇ
前年アイビス　５６ｋｇ対５４ｋｇ
で、
今回韋駄天Ｓは５７．５ｋｇ対５４ｋｇ。(10)ライオンボスが人気を集めている間は(13)カッパツハッチを狙い続ける所存であり。

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※【ラップギア】とは、各レースラップのラスト４ハロンのみに注目した適性分析です。ＪＲＡ発表のラップタイムを一定の公式に当てはめ、誰でも簡単に算出することができます。数値が大きければ良いというものではなく、コース適性値と“比率”の近い馬が有利だと考えられます。

※　瞬発指数は、“走破タイム”を一切考慮せず、ラップタイムを一定の公式に当てはめて算出した競走馬の能力値です。数値は全階級に対しての絶対値であり、下限70～上限130辺りだと考えられます。競走馬の能力は変動相場であり、１走ごとに変化します。