Pro tipster MAX > N.Okamura's TipMAINICHI HAI G3 - 25/3/2017 Hanshin11R |
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古くは“東上最終便”と呼ばれ、裏街道で最後に皐月賞へすべり込む馬を決めていた毎日杯。全体的に表街道のスプリングSより劣るメンバーであり、さらに弥生賞に比べると2枚も3枚もメンバーの劣るレースという印象だった。 しかし2006年末に阪神競馬場が改装され、芝1800mでの施行になると様相が一変。2008年ダービー馬・ディープスカイや2010年NHKマイルカップ勝ち馬・ダノンシャンティ、2013年ダービー馬・キズナなど、後にG1で通用するクラスの馬がどんどん出始めてきた。 それもそのはず、一般にG1を勝つにはたぐいまれな瞬発力が必要であり、毎日杯が行われる(2006年以降の)阪神芝1800mは、中山芝2000mなどより、よほど上質の瞬発力が求められるレースになるからだ。ここは【瞬9平1消0】の瞬発コース。このレースの勝ち馬は中山での皐月賞より、東京でのNHKマイルカップや日本ダービーに適性があると考えられる。 例年のラップ傾向としては、同コースの未勝利戦並みの、ゆったりとした流れ。いわゆる、スローからのヨーイドン。立ち回りの上手さや、勝負どころまでの位置取りは関係なく、末脚一手、瞬発力だけの勝負。(4)クリアザトラックや(6)キセキなど、楽しみな馬もいるのだが、瞬発力+上がりの速さを加味すると、やはりそれでも(1)サトノアーサーの優位は動かせないか。 ここまでの3戦すべて、追い出されてからの反応に時間が掛かっているので、そういった意味では直線が長いのは歓迎材料。デビュー戦から騎乗している川田将雅騎手が、その特性をどこまで手のうちに入れているのか、その点に注目。 |
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