Pro tipster MAX > N.Okamura's TipKYODO TSUSHIN HAI G3 - 12/2/2017 Tokyo11R |
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クラシックへの登竜門となる共同通信杯、近年はこのレースから皐月賞直行がトレンドとなっている。「共同通信杯勝ち馬の皐月賞直」行自体は昔からあった。3年に1回ぐらいはあった。転機は2012年のゴールドシップかな? ここから皐月賞への直行は愚策という世論が吹き飛んだと思われる。 ■共同通信杯から皐月賞に直行 1986年 ダイナガリバー 皐月賞直行10着 1993年 マイネルリマーク 皐月賞直行13着 1996年 サクラスピードオー 皐月賞直行7着 1999年 ヤマニンアクロ 皐月賞直行10着 2001年 ジャングルポケット 皐月賞直行3着 2004年 マイネルデュプレ 皐月賞直行12着 2007年 フサイチホウオー 皐月賞直行3着 2010年 ハンソデバンド 皐月賞直行18着 2011年 ナカヤマナイト 皐月賞直行5着 2012年 ゴールドシップ 皐月賞直行1着 2014年 イスラボニータ 皐月賞直行1着 2015年 ドゥラメンテ 皐月賞直行1着 ※共同通信杯は2着 2016年 ディーマジェスティ 皐月賞直行1着 しかし実際に結果が出ているのは共同通信杯だけ。共同通信杯以外にも同時期の2歳重賞、きさらぎ賞から皐月賞、クイーンカップから桜花賞に直行する馬も多いのだが、下記のような成績。 ■きさらぎ賞から皐月賞に直行 2002年 メジロマイヤー 皐月賞直行18着 2004年 マイネルブルック 皐月賞直行8着 2007年 アサクサキングス 皐月賞直行7着 2009年 リーチザクラウン 皐月賞直行13着 2010年 ネオヴァンドーム 皐月賞直行17着 2011年 トーセンラー 皐月賞直行7着 2014年 トーセンスターダム 皐月賞直行11着 2016年 サトノダイヤモンド 皐月賞直行3着 ■クイーンカップから桜花賞に直行 1993年 マザートウショウ 桜花賞直行11着 1996年 イブキパーシヴ 桜花賞直行2着 1998年 エイダイクイン 桜花賞直行6着 1999年 ウメノファイバー 桜花賞直行6着 2000年 フューチャサンデー 桜花賞直行15着 2001年 サクセスストレイン 桜花賞直行7着 2002年 シャイニンルビー 桜花賞直行3着 2004年 ダイワエルシエーロ 桜花賞直行7着 2005年 ライラプス 桜花賞直行12着 2006年 コイウタ 桜花賞直行3着 2007年 イクスキューズ 桜花賞直行5着 2008年 リトルアマポーラ 桜花賞直行5着 2010年 アプリコットフィズ 桜花賞直行5着 2011年 ホエールキャプチャ 桜花賞直行2着 2012年 ヴィルシーナ 桜花賞直行2着 2014年 フォーエバーモア 桜花賞直行8着 2015年 キャットコイン 桜花賞直行7着 2016年 メジャーエンブレム 桜花賞直行4着 共同通信杯と何が違う? 関東←→関西の輸送問題? これは単なるジンクスか、それとも理由が説明できるデータか? とくにクイーンカップ出走馬は、間にトライアルを挟んだ場合も含めて(1986年メジロラモーヌ以降)30年間桜花賞を未勝利。ちょっと意外な話だが、何着だろうが、間に何を挟もうが、「クイーンカップに出走した時点で桜花賞はアウト」という話になってしまっている。 話を戻して共同通信杯。競馬最強の法則2017年2月号で推奨した3歳馬は(3)ムーヴザワールドと(4)エアウィンザーの2頭。新馬戦でも対戦している、この2頭の一騎打ちだと思っていたのだが、(1)スワーヴリチャードの指数が意外に高く出て、ちょっと難しいことになってしまった。たしかに(2着に敗れた)新馬戦のゴール前は、大物を予感させる脚ではあったかな。 しかし共同通信杯は基本的にスローからの上がりの勝負。ラップギア的には▼12を超える瞬発力が要求されるようなレースであり、そういった点からはむしろ皐月賞よりダービーに繋がるレースだと思うのだが、正直なところなぜ皐月賞に直結しているのか、今の自分には答えが出せない。本当に不思議だ。 しかしそれでも、瞬発力の勝負というなら(3)ムーヴザワールドか。(1)スワーヴリチャードは新馬戦で▼13のレースを僅差2着しているのだが、レース映像を見ると、▼13を記録して地点では明らかに置かれてしまっており、他馬が失速したところで最後に差を詰めてきた。これは瞬発力を証明するものではない。 東京スポーツ杯2歳Sのレース映像を見ても、瞬発力だけの話なら明らかに(3)ムーヴザワールド>(1)スワーヴリチャードであり、東京スポーツ杯2歳S以上に瞬発力の勝負になると想定される今回、今度こそ(3)ムーヴザワールドがスッと突き抜けるのではないかと考えている。 (4)エアウィンザーはさらに厳しく、レース映像からは瞬発力をまったく感じない。瞬発戦しか走っていないのでレース映像からのみの判断なのだが、過去3戦はいずれねジリジリと一歩一歩抜け出す脚。それでいて瞬発3戦全連対は能力が高いからこそだと思うのだが、さすがに重賞での瞬発力勝負となると勝ち切るのは相当に困難か。 なんとかダービーよりも皐月賞に間に合ってほしい(4)エアウィンザーなのだが、いや、首の低い走法を見ると、むしろ瞬発力不要の長距離戦、菊花賞こそお似合いか。(皐月賞に間に合わせるために)賞金加算の面から背水の陣で臨む今回の共同通信杯だが、適性的には(特別登録のあった)きさらぎ賞のほうに出ていればもっと楽だったように思えるのが残念だ。 |
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