Pro tipster MAX > N.Okamura's TipTENNO SHO(AUTUMN) G1 - 2/11/2014 Tokyo11R |
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ウオッカ(2年連続)、ブエナビスタ(2年連続)、フェノーメノにジェンティルドンナと、2008年から斤量56kgの馬が6年連続で1番人気を継続中の天皇賞。どうやら今年も56kgの3歳馬(15)イスラボニータが1番人気を射止めることになりそうだ。 それ以前は56kgの馬がそこまで支持されることは無かったのだが、これも時代の流れか。2005年、単勝14番人気でゼンノロブロイに競り勝った56kg牝馬、ヘヴンリーロマンスの存在が転機となったのかもしれない。 2006年ぐらいまでは平坦馬天国だった天皇賞(秋)だが、近年はちゃんと瞬発馬が来るようになってきた。過去10年勝ち馬のラップギア適性値合計は「瞬60平42消2」にまで戻ってきている。イレギュラーが何年続こうと、結局は収束すべきところに収束するということか。 瞬発指数の1位は(7)サトノノブレス。これは2走前の小倉記念がベラボーに強かったためであり、ちょうど1年前には菊花賞でも2着に好走した馬。これは出てくれば天皇賞(秋)もひょっとするぞと楽しみにしていたのだが、よくよく分析してみると、どうもここではスピード不足。つまりは流れが合わないっぽい。言うなれば、(7)サトノノブレス自身が今まで経験したことのないペースで追走することを余儀なくされ、さらには小倉記念よりも1秒近く速い上がりが要求される。こりゃちょっと無理筋か。 スピード不足は瞬発指数2位の(9)フェノーメノにしても同じことで、ステイヤーよりマイラータイプの活躍が目立つ近年の天皇賞(秋)において、これは大きな障壁になりそう。2年前の天皇賞(秋)で2着しているものの、評価としては2400m日本ダービー2着のほうが上。掲示板に載る確率は高いと思うが、この馬が得意とする“骨を切らせて肉を断つ”ようなハイペースにならないかぎり、勝ち切る姿が容易には想像できない。ちなみに逃げると思われる(13)カレンブラックヒル、そんな飛ばすタイプじゃないですよ。 人気上位を占める(15)イスラボニータと(1)ジェンティルドンナについては、瞬発指数が思ったより低く出て、ここはちょっと戸惑っているところ。……うん、やっぱり計算間違いではない。これはこれで置いておくか。 (7)サトノノブレスや(9)フェノーメノには流れが合わないと危惧した以上、その流れに合いそうな馬をピックアップすべきか。候補は3頭だ。(3)デニムアンドルビーと(4)スピルバーグ、それに(14)マーティンボロ。この中で瞬発指数が一番高いのは(14)マーティンボロなのだが、この馬と(4)スピルバーグは脚質にちょっとした不安がある。 天皇賞(秋)勝ち馬のモデルとなるスタイルは、普段先団からレースをできる馬が、4角中団やや後ろからの差しに回る形。(4)スピルバーグも(14)マーティンボロも、普段からちょっと位置取りが後ろすぎるのだ。それが今回もう少し後ろからになるとしたら、さすがにそれでは届かない。 ちなみに1987年以降の天皇賞(秋)、斤量56kgの馬は26年で6勝、勝率11%で回収率172%。単純に斤量56kgの馬(牝馬とか3歳馬とか)だけ買っておけば普通に儲かるレースになっている。ただ、このデータにはカラクリがあって、“2005年ヘヴンリーロマンスの単勝7580円”を除けば、単勝回収率は40%に急落。そんなに甘い話でもなかったりする。 しかし逆に言うと、それこそヘヴンリーロマンスを待てば良いのではないか? 1番人気や2番人気の56kgを買っても旨みはないが、56kgの馬が人気薄なら、それだけでセールスポイントになるという寸法。 先ほどまで少々懐疑的ではあったのだが、たしかに(3)デニムアンドルビーが得意とする流れは“G1ペースの東京芝2000m”、天皇賞(秋)とかなり一致する。能力的にはジャパンカップ・ハナ差2着、宝塚記念5着だって捨てたモノではない。斤量56kgの人気薄。前年2着のジャパンカップではなく、ここでこそ狙いは立つ。 ※印や金額は発走の約1時間前に確定。それまでは変更の可能性があります。 |
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