Pro tipster MAX > N.Okamura's TipTENNO SHO(AUTUMN) G1 - 29/10/2023 Tokyo11R |
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ラップギアコース適性値【瞬9平1消0】に近い比率の馬が有利 番馬名 【ラップギア】瞬発指数 01ノースブリ【瞬3平3消0】108 02エヒト 【瞬2平6消1】104 03ドウデュー【瞬3平2消0】116 04ダノンベル【瞬2平0消0】114 05ガイアフォ【瞬2平3消1】110 06ジャスティ【瞬3平3消0】113 07イクイノッ【瞬4平3消0】119 08ヒシイグア【瞬5平5消1】111 09プログノー【瞬5平2消0】118 10ジャックド【瞬5平4消1】114 11アドマイヤ【瞬5平1消0】103 (7)イクイノックスと(3)ドウデュース、同世代で最強と言われた2頭の再対決で盛り上がる天皇賞(秋)。前年の天皇賞(秋)やドバイシーマクラシック(海外G1)でのレース振りから、ひょっとしたら「歴代最強の馬なのではないか」との声もある(7)イクイノックスと、ダービーではその(7)イクイノックスを力で捻じ伏せて「万全の状態なら(7)イクイノックスよりも上かも知れない」とも言われる(3)ドウデュース。同世代の2頭が1年半ぶりに直接対決 という構図だ。 ただ、いきなり水を差すような話になるのだが、個人的には両馬ともに そこまでの馬とは思っていなかったりもする。少なくとも現在までのラップ・パフォーマンスで語るなら、まだ歴代最強ではないと思うし、(3)ドウデュースが(7)イクイノックスよりも上とも思わない。G1・4勝馬の(7)イクイノックスと、G1・2勝馬の(3)ドウデュース。額面通りの評価といった感覚だ。 それは すなわち、(7)イクイノックスと(3)ドウデュース以外の馬にも付け入る隙があると考えている ということ。両馬が高確率で負けるとまでは言わないが、オッズに見合うほどガチガチでもないという見解になる。 天皇賞(秋)というレースは、基本的に1600メートル以下に勝ち鞍を持つ馬が強く、そうでなければ2400メートル以上に勝ち鞍を持つ馬が良いという、ちょっと変わった両極端なレース。"2000メートル専門" とか "1800メートル~2000メートルだけを狙い撃ちして来ました" みたいな馬は意外と良くなかったりもする。距離経験の少ない3歳馬はともかく、古馬で2000メートル専門みたいな馬は大きく割り引くべきというデータ。 A群 → 4歳以上で、1600m以下か2400m以上に勝ち鞍を持っていた馬 B群 → 4歳以上で、勝ち鞍が1800m~2200mだけの馬 A群 237戦【18-14-16-189】勝率 8% 複勝率20% 単回収 88% 複回収59% B群 95戦【 1- 5- 2- 87】勝率 1% 複勝率 8% 単回収 11% 複回収28% 3歳 30戦【 3- 3- 4- 20】勝率10% 複勝率33% 単回収 41% 複回収86% 合計 296戦【22-22-22-362】勝率 6% 複勝率18% 単回収 64% 複回収54% ※2001年以降。中山開催の2002年は除く。 芝2000メートルの天皇賞(秋)は、"1800メートル~2000メートルだけを狙い撃ちして ここまで来ました" みたいな馬が人気になりやすいのだが、そのタイプ(B群)で天皇賞(秋)を勝てた馬は2014年のスピルバーグだけ。近年でもダークシャドウ、エイシンヒカリ、リアルスティールやジャックドールといった馬たちが、人気になった上で敗れている。 ちなみに今年はB群に該当する馬が (1)ノースブリッジ (4)ダノンベルーガ (5)ガイアフォース (8)ヒシイグアス (10)ジャックドール (11)アドマイヤハダル と半数を超え、A群に該当するのは (2)エヒト (3)ドウデュース (6)ジャスティンパレス (7)イクイノックス (9)プログノーシス の5頭、そして3歳馬の出走はゼロという陣容になっている。今年は現施行条件になってから最少の11頭立て・天皇賞(秋)なのだが、A群の中でも勝負になる馬と考えると、実質3頭立て とか4頭立て ぐらいなのかも知れない。 いや、先に書いたように天皇賞(秋)というレースは、基本的に1600メートル以下に勝ち鞍を持つ馬が強く、そうでなければ2400メートル以上に勝ち鞍を持つ馬が良い。今年のメンバーで1600メートル勝ちのある馬は(3)ドウデュースと(9)プログノーシスの2頭だけであり、(7)イクイノックスにしても "ベストの勝ち馬像" からは外れてくることには なる。 ……去年あれだけ強い競馬を見せた(7)イクイノックスに対して何を言うか という感じではあるのだが、逆に言うと(大きく離された2番手以下は)長距離系の馬に有利な流れになった去年のレースで強い競馬を見せた(7)イクイノックスだからこそ、マイラー系の馬に有利な流れになった場合(こちらが通常の天皇賞(秋))、どうなのか。ここで1600メートル未勝利(未出走)の不安が露呈することにも なってくる。 (9)プログノーシスに関しては前走の札幌記念(G2)、得意コースの最内をピタリと通って、軽量で3馬身差の圧勝を決める勢いだったトップナイフを、強引に4馬身も捻じ伏せた競馬にド肝を抜かれた。正直、これほどのモノだとは思ってもいなかったのだ。この札幌記念を見た瞬間に思ったのが、たとえ(7)イクイノックスが出てきたとしても、天皇賞(秋)で(9)プログノーシスを狙う手もアリだな、と。 直線で前をカットされた 2戦目の毎日杯(G3)以外は、すべて上がり最速という、ディープインパクト(国内全レース上がり最速)のエキスを色濃く受け継いだ個体。特に前走、早めに動いても上がり最速 というのが大きい。 G2・札幌記念の勝ち馬とG1・天皇賞(秋)の相性は意外なほど良く、札幌記念勝ち馬の 同年・天皇賞(秋)成績は、12戦【3-1-2-6】の勝率25%、単回収942%。2005年ヘヴンリーロマンスの大駆けを除いても勝率18%の単回収339%となっている。 (7)イクイノックスが "天皇賞(秋)の勝ち馬像" にピタリと当て嵌まるなら まだしも、むしろ(9)プログノーシスのほうが "ベストの勝ち馬像" に近いというのなら、「どうかな?」と思いながら(7)イクイノックスを推す必要も無いか? 指数通りのベスト・パフォーマンスを発揮できるなら、それでも(7)イクイノックスの方が上なのかもしれないが、そのパフォーマンスが僅かにでも削がれるような流れになった場合、先着できる可能性も五分以上にはあるのではないかと、(9)プログノーシスは その領域まで来ている。 ---------- ※【ラップギア】とは、各レースラップのラスト4ハロンのみに注目した適性分析です。JRA発表のラップタイムを一定の公式に当てはめ、誰でも簡単に算出することができます。数値が大きければ良いというものではなく、コース適性値と“比率”の近い馬が有利だと考えられます。 ※ 瞬発指数は、“走破タイム”を一切考慮せず、ラップタイムを一定の公式に当てはめて算出した競走馬の能力値です。数値は全階級に対しての絶対値であり、下限70~上限130辺りだと考えられます。競走馬の能力は変動相場であり、1走ごとに変化します。 |
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