Pro tipster MAX > N.Okamura's TipASAHI HAI FUTURITY S G1 - 19/12/2021 Hanshin11R |
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ラップギアコース適性値【瞬8平2消0】に近い比率の馬が有利 番馬名 【ラップギア】瞬発指数 01カジュフェ【瞬0平2消1】 97 02セッカチケ【瞬1平0消0】101 03アルナシー【瞬1平0消0】 97 04セリフォス【瞬2平1消0】105 05ヴィアドロ【瞬1平0消1】 92 06オタルエバ【瞬2平1消0】105 07ダノンスコ【瞬2平0消0】101 08プルパレイ【瞬3平0消0】104 09ドウデュー【瞬1平1消0】106 10スプリット【瞬1平0消0】 99 11ドーブネ 【瞬1平1消0】103 12トウシンマ【瞬2平0消0】100 13ジオグリフ【瞬1平1消0】111 14トゥードジ【瞬1平0消0】 98 15シンリミテ【瞬0平0消1】 99 阪神芝1600mでの施行となってから、今年で8年目となる朝日杯FS。過去7年の勝ち馬を見ると、このレース以降に再びGIを勝てた馬は現在のところアドマイヤマーズ1頭だけという事実に気付きます。リオンディーズやダノンプレミアム、サリオスなど、このレースを勝った直後には洋々たる前途が期待されていた馬がそろう中、意外と言えば意外なのではないでしょうか。 ちなみにこのレース1番人気で後にGIを勝てた馬も、2018年アドマイヤマーズと同年のグランアレグリア1頭だけ。将来性を占うという点においては、現状あまり参考になっていないレース。これが朝日杯FSの難しさと言えるのかも知れません。 2015年~2017年にかけて「1800m以上のレースで勝利した実績を持つ馬」が3連勝した時期には、この実績こそが重要なのではないかと考えていた時期もありました。しかしそれ以降の3年間、2018年~2020年は1800m以上のレースに出走したことのない馬が優勝。特に2020年などは1400mの実績しかなく、1600mで大敗していたグレナディアガーズが完勝してしまい、その思いも霧散することに。 むしろ重要なのは、最後までシッカリと末脚を伸ばす力、ラスト1ハロンの重要性だと認識させられて現在に至ります。たとえば過去7年の朝日杯FS出走馬を、下記のような区分で2つに分けてみましょう。 ■1400m以上で、ラスト1F12秒0以下での勝ち鞍の有無 あり 72戦【7-7-6-52】勝率10% 複勝率28% なし 43戦【0-0-1-42】勝率 0% 複勝率 2% 現在のところ、1400m以上の距離で、「ラスト1ハロン12秒0以下での勝ち鞍」を持たずに馬券に絡んだ馬は2019年3着のグランレイ、21頭中1頭だけなのです。それを踏まえて今年の朝日杯FS出走馬を見たところ、7頭がこの要件を満たせていないことに気付きました。これらの馬は好走の望みが薄いと考えても良いはずで、まずはここが朝日杯FSの予想スタート地点となります。 ■2021年朝日杯FS出走馬、1400m以上かつラスト1F12秒0以下での勝ち鞍の有無 (1)カジュフェイス × (2)セッカチケーン × (3)アルナシーム ○ (4)セリフォス ○ (5)ヴィアドロローサ × (6)オタルエバー ◎ (7)ダノンスコーピオン ○ (8)プルパレイ ◎ (9)ドウデュース ◎ (10)スプリットザシー × (11)ドーブネ ○ (12)トウシンマカオ × (13)ジオグリフ ◎ (14)トゥードジボン × (15)シンリミテス × ※◎は、ラスト1ハロン11秒4以下の勝ち鞍を持つ馬。 実はこの朝日杯フューチュリティSには、動画(※1)で「負ける姿が想像できない」とまで言った(13)ジオグリフが出走します。参ったな。正直、(13)ジオグリフはホープフルSに行くものだと思っていました。2週間前に特別登録が出た時点でも、しばらくは「一応こっちにも登録しておくのかな」ぐらいの感覚で。 (※1) 2歳馬評価の動画を12月1日にリリース。もし興味のある方がいらっしゃいましたら、「2歳馬番付」みたいなキーワードで動画検索してみてください。 そうか、ノーザンファームとしては、ホープフルSでルメール騎手がコマンドラインとジオグリフが カチ合うよりは、どちらか片方を朝日杯へ分配すべきであり、それならコマンドラインよりジオグリフという算段か。ディープインパクト産駒ほぼラストクロップのとコマンドラインを相手に、新種牡馬のドレフォン産駒では この選択も仕方なし? この馬に関しては圧勝した札幌2歳Sよりも新馬戦ラップからの超高評価。喉鳴り持ちも若いうちはあまり関係ないようなイメージで(あくまでイメージです。データは取っていません)。 この朝日杯フューチュリティSは、(13)ジオグリフが かつて経験したことのないペースを走らされることになるでしょう。しかしそれはスローばかりを使われてきた(4)セリフォスや(7)ダノンスコーピオンにしても同じことで、しかも札幌2歳Sを見るに、(13)ジオグリフのハイペース耐性は他の人気馬より上であるものと思われます。 ということで、それでも本命は迷いなく(13)ジオグリフ。このレースの勝ち馬が意外と大成していないというのは、多分に偶然的な要素もあると思いますし。 --------------------中間ショートコラム 「2戦2勝以上の無敗馬」が5頭も そろう2歳G1は、1994年朝日杯3歳S、2020年ホープフルSに続き、1986年以降では今回が3例目。 ■1994 年朝日杯3歳S 2戦2勝フジキセキ 1人気1着 2戦2勝スキーキャプテン 2人気2着 2戦2勝コクトジュリアン 4人気3着 2戦2勝マイティーフォース 5人気4着 2戦2勝トウショウフェノマ 3人気5着 ■2020年 ホープフルS 2戦2勝ダノンザキッド 1人気1着 2戦2勝オーソクレース 3人気2着 2戦2勝ヨーホーレイク 4人気3着 2戦2勝アドマイヤザーゲ 6人気10着 2戦2勝ランドオブリバティ 2人気競走中止 ■2021年 朝日杯フューチュリティS 3戦3勝セリフォス 2戦2勝ジオグリフ 2戦2勝ダノンスコーピオン 2戦2勝ドウデュース 2戦2勝ドーブネ ・3戦3勝馬を含む無敗馬5頭の共演は、今回が初めて(1986年以降)。 ・1994年は1~5着を独占。 ・ここだけ見ると、おおよそ人気通りのようにも見えるのだが、4頭や3頭レースを見ると、案外そうでもない。 ・近年、無敗馬のG1出走が増加傾向にあるのは、G1が増えたからか? 故障離脱が減ったからか? -------------------- そしてもう1頭、是非とも狙いたいと思ったのが(6)オタルエバー。逃げにこだわる脚質から新潟や東京では嫌っていたのですが、今回はスピード的に逃げに固執しなくなるのではないかと考えられます。新潟2歳Sで(4)セリフォスに交わされてからの走りを見るに、逃げに固執しなくても走れるはずの馬。 基本、前述12秒0以下を記録した8頭の争い。(6)オタルエバーが3着以内に来ること、そして あわよくば(過剰人気と見る)(4)セリフォスが飛ぶことを期待して、今年の朝日杯フューチュリティSは(13)ジオグリフからの3連単10点で攻めてみたいと考えています。 ---------- ※【ラップギア】とは、各レースラップのラスト4ハロンのみに注目した適性分析です。JRA発表のラップタイムを一定の公式に当てはめ、誰でも簡単に算出することができます。数値が大きければ良いというものではなく、コース適性値と“比率”の近い馬が有利だと考えられます。 ※ 瞬発指数は、“走破タイム”を一切考慮せず、ラップタイムを一定の公式に当てはめて算出した競走馬の能力値です。数値は全階級に対しての絶対値であり、下限70~上限130辺りだと考えられます。競走馬の能力は変動相場であり、1走ごとに変化します。 |
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