Pro tipster MAX > N.Okamura's TipJAPAN CUP G1 - 28/11/2021 Tokyo12R |
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ラップギアコース適性値【瞬8平2消0】に近い比率の馬が有利 番馬名 【ラップギア】瞬発指数 01ムイトオブ【瞬5平4消1】103 02コントレイ【瞬5平4消0】118 03ブルーム 【瞬0平0消0】 70 04シャフリヤ【瞬2平1消0】116 05キセキ 【瞬6平4消0】111 06グランドグ【瞬0平0消0】 70 07オーソリテ【瞬4平2消0】115 08ウインドジ【瞬5平5消1】103 09アリストテ【瞬3平6消1】110 10ロードマイ【瞬6平2消0】102 11シャドウデ【瞬7平1消0】109 12サンレイポ【瞬2平7消0】110 13モズベッロ【瞬4平3消1】107 14ユーバーレ【瞬2平1消0】107 15マカヒキ 【瞬5平2消0】106 16ユーキャン【瞬4平5消1】109 17ワグネリア【瞬5平1消0】111 18ジャパン 【瞬0平0消0】 70 一昨年、開設39年目にして ついに外国馬が出走しなくなってしまったジャパンカップ。その理由は日本の馬場が速すぎるからとも言われているのですが、たしかにそれは間違いではないと思います。過去のジャパンカップと比べて、特にここ15年ほどは極端に上がりの速いレースになっているからです。 ■ジャパンカップ、最先着の外国馬と 勝ち馬の上がり3ハロンタイム 1990年ベタールースンアッ1着 34秒8 1991年ゴールデンフェザン1着 34秒2 1992年ナチュラリズム 2着 36秒3 1993年コタシャーン 2着 36秒1 1994年パラダイスクリーク2着 36秒2 1995年ランド 1着 34秒8 1996年シングスピール 1着 35秒8 1997年ピルサドスキー 1着 34秒6 ---------------------------------↓互角の時代 1998年チーフベアハート 4着 35秒0 1999年インディジェナス 2着 35秒9 2000年ファンタスティック3着 35秒2 2001年ゴーラン 6着 34秒9 2002年ファルブラヴ 1着 35秒6 2003年タイガーテイル 6着 37秒4 2004年ポリシーメイカー 4着 34秒3 2005年アルカセット 1着 34秒8 ---------------------------------↓日本馬の時代 2006年ウィジャボード 3着 33秒5 2007年ペイパルブル 7着 33秒9 2008年パープルムーン 9着 34秒0 2009年コンデュイット 4着 34秒8 2010年シリュスデゼーグル9着 34秒2 2011年デインドリーム 6着 33秒9 2012年レッドカドー 8着 32秒8 2013年ドゥーナデン 5着 33秒9 2014年アイヴァンホウ 6着 35秒0 2015年イラプト 6着 33秒9 2016年イキートス 7着 34秒7 2017年アイダホ 5着 34秒7 2018年サンダリングブルー10着34秒1 2019年外国馬出走なし 36秒5 2020年ウェイトゥパリス 10着34秒7 ※1991年勝ちの外国馬ゴールデンフェザント、本当に この数字なの?(笑) ※1993年以前のタイム整合性は、かなり怪しいそうです。 こうして一覧にしてみると一目瞭然なのではないでしょうか。初期ジャパンカップは勝ち馬の上がり3ハロン平均が35秒4、1998年~2005年の過渡期も平均は35秒4なのですが、不良馬場施行で2分28秒を要した2003年を除くと35秒1。そして2006年以降は明らかに それまでとは違う平均34秒3。外国馬が勝てるジャパンカップは今も昔も“上がり3ハロン34秒8”が限界。勝ち馬が33秒台で上がってくるような流れになると、まったく手も足も出ないような状態になっています。 このように、近年は『極端に上がりの速いレース』となっているジャパンカップ。傾向の変わってきた2006年以降の勝ち馬を調べてみると、そのほとんどが『上がりの速いレース』を得意とした馬であったことが確認できます。 ■ジャパンカップ勝ち馬、レース前1~2着時の上がり3ハロン中央値 2006年 ディープインパクト 34秒0 2007年 アドマイヤムーン 35秒1 2008年 スクリーンヒーロー 35秒7 2009年 ウオッカ 33秒9 2010年 ローズキングダム 33秒9 2011年 ブエナビスタ 34秒2 2012年 ジェンティルドンナ 34秒2 2013年 ジェンティルドンナ 34秒2 2014年 エピファネイア 34秒3 2015年 ショウナンパンドラ 34秒1 2016年 キタサンブラック 34秒6 2017年 シュヴァルグラン 34秒6 2018年 アーモンドアイ 33秒6 2019年 スワーヴリチャード 34秒0 2020年 アーモンドアイ 33秒6 ※該当年ジャパンカップ前の成績で算出 ※芝のレースのみ集計 ※中央値とは、順位が中央である値。中央値とは、データを小さい順(または大きい順)に並べ、真ん中に来る値のこと。こういった場合には平均値よりも中央値が相応しいのではないかと。たとえば『2、3、85』の平均値は30、中央値は3になります。 ということで、今年もジャパンカップに出走を予定している馬の“1~2着時の上がり3ハロン中央値”を算出してみましょう。この数値が速ければ速いほど良いというわけでもないのですが、この数値を起点として考えるのが 現代ジャパンカップ予想の正攻法であると考えられます。 ■2020年ジャパンカップ出走予定馬、1~2着時の上がり3ハロン平均 シャドウディーヴァ 33秒5 マカヒキ 33秒6 ワグネリアン 34秒0 シャフリヤール 34秒1 ムイトオブリガード 34秒2 ロードマイウェイ 34秒2 オーソリティ 34秒3 コントレイル 34秒3 ユーバーレーベン 34秒4 サンレイポケット 34秒5 キセキ 34秒6 ユーキャンスマイル 34秒8 アリストテレス 35秒1 モズベッロ 35秒2 ウインドジャマー 36秒3 グランドグローリー 外国馬 ジャパン 外国馬 ブルーム 外国馬 ※芝のレースのみ集計 今年は(2)コントレイルも(4)シャフリヤールも一応の基準値(34秒3以下ぐらい?)はクリアできており、「レースの上りが速すぎて ついて行けない」ということは無さそうです。ということは、人気の2頭で堅いということでしょうか。3番人気想定の(7)オーソリティも含めて、人気どころに死角なしという見立ても できると思います。とりあえず不安に思うところは無し ということで。 しかし、どうでしょうね。実はそれらの人気馬以上に、めちゃめちゃ期待している とっておきの穴馬がいるんです。たとえば下記は今年の京都大賞典、(15)マカヒキに◎を打った時(単勝32.1倍で1着)の予想文抜粋です。 ----------ココカラ ダービー制覇から早5年、8歳馬となっているマカヒキ。もう終わった馬などと言われて久しく、まだ現役でいること自体がネタとなってしまっているマカヒキだが、さすがにダービー馬らしく、実は東京競馬場の瞬発力勝負なら、その後も 2017年 天皇賞(秋)5着 2017年 ジャパンC4着 2019年 ジャパンC4着 2020年 ジャパンC9着 と、馬券にはならずとも ソコソコには走れている。2020年のジャパンカップ9着はキセキのハイペース大逃げで瞬発力で勝負する馬にはキツいレースだったし、何よりジャパンカップ2年連続4着というのは、このメンバーなら馬鹿には できない成績だろう。 しかし「東京の長距離、瞬発力勝負なら買えるかも」とは思っていても、該当する古馬重賞は国際G1のジャパンカップだけ。さすがにメンバー的に厳しいし、勝てるとしたら5月のオープン特別・メトロポリタンSぐらいか?(笑) なんて思っていたところ、何と今年の京都大賞典が(東京芝2400メートルに類似する)阪神芝2400メートル施行との報せ。 ----------ココマデ 京都大賞典で見事な勝利を見せたとは言え、現状(15)マカヒキの脚質や力量を考えるとG1・ジャパンカップでは厳しいと考えていたのですが、それに匹敵するジャパンカップ適性を持つ馬がいることに気づいたということで。 それは(15)マカヒキと同じダービー馬の(17)ワグネリアンです。(15)マカヒキなんかも そうなのですが、典型的な2~3歳戦向きの馬であり、すなわちスローからの瞬発力勝負に長けた馬だということです。 2歳新馬→マイル以上はスローの瞬発戦になりやすい 2歳重賞→少頭数でスローの瞬発戦になりやすい ダービー→コース形状から瞬発戦になりやすい ここから一転、古馬G1ではスローの瞬発戦になることはまずありません。昔から何度も書いている話ですが、「ダービー馬だけの一冠馬が活躍できる古馬G1は、ジャパンカップと超スローになったときの天皇賞(秋)ぐらい」という話。それを体現してもらうレースが ついに訪れたということですね。 (17)ワグネリアンは新馬戦で上がり3ハロン32秒6、2戦目に33秒0、2~3歳時の好走はすべて34秒3以下。つまりはスローから最後だけビュッと伸びる馬(典型的なダービーだけの一冠馬)であることがハッキリしていたのに、3歳・神戸新聞杯以降は まったくそういったレースを走る機会がありませんでした。 たとえばダービー馬であるにもかかわらず、3歳・神戸新聞以降2400メートル以上のレースを使われたのは上がりに37秒2を要する重馬場になった2019年ジャパンカップだけ(3着)。 レースの上がりに37秒近くを要した2020年宝塚記念や2021年大阪杯は大敗して当たり前。2019年ジャパンカップとて、良馬場なら もっと違った結果になっていたかも知れず、この辺りは不運としか言いようがないですね。 前走の富士ステークス(G2)では マイル戦のスピードについて行けず、4角10番手前後の位置から、直線半ば 残り250メートルの地点では最後方まで後退してしまいました。しかしそこから250メートルで11頭を抜き返しての6着入線。このレースで「まだ終わった馬ではない」との確信を持つに至りました。 ともかく、上がりの速いレースでこそ真価を発揮するはずの(17)ワグネリアン。京都大賞典での(15)マカヒキと同様に、狙うならココしかないという一戦になったと考えます。つまりはダービー馬の全能力を開放できる舞台が、それこそ3年ぶりに整ったのではないかと。 ---------- ※【ラップギア】とは、各レースラップのラスト4ハロンのみに注目した適性分析です。JRA発表のラップタイムを一定の公式に当てはめ、誰でも簡単に算出することができます。数値が大きければ良いというものではなく、コース適性値と“比率”の近い馬が有利だと考えられます。 ※ 瞬発指数は、“走破タイム”を一切考慮せず、ラップタイムを一定の公式に当てはめて算出した競走馬の能力値です。数値は全階級に対しての絶対値であり、下限70~上限130辺りだと考えられます。競走馬の能力は変動相場であり、1走ごとに変化します。 |
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