Pro tipster MAX > N.Okamura's TipOCEAN STAKES G3 - 7/3/2020 Nakayama11R |
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ラップギアコース適性値【瞬8平2消0】に近い比率の馬が有利 番馬名 【ラップギア】瞬発指数 01クラヴァシ【瞬2平0消0】111 02メデタシメ【瞬0平1消0】 90 03スマートリ【瞬1平1消0】 95 04レシステン【瞬1平2消0】105 05チェーンオ【瞬3平0消0】101 06ショウリュ【瞬1平1消0】 98 07ウーマンズ【瞬2平0消0】109 08モズアーン【瞬0平2消1】 90 09イズジョー【瞬1平0消0】 99 10スマイルカ【瞬3平0消0】102 11シャンドフ【瞬1平1消0】 98 12フルートフ【瞬0平1消0】 88 13マルターズ【瞬4平0消0】 98 14ピーエムピ【瞬3平0消0】 97 高松宮記念とスプリンターズSの両G1を筆頭に、シルクロードS、CBC賞、函館スプリントS、キーンランドC、北九州記念、セントウルSに京阪杯など、現在では年間10レースほどが施行されている、古馬の1200メートル重賞。そして、その中でもダントツで上りが掛かるのが、このオーシャンSだったりする。 スローペース化が進む現代の1200メートル重賞に於いて、ひときわ特異なスプリント重賞とも言えるだろう。例えば、上りが速くなるセントウルSなんかと比べると過去10年平均で1.5秒以上違ってくるのだ。たかが1.5秒、されど着差にすると約10馬身。 現代の1200メートル重賞はスローペースが圧倒的多数なのだが、1200メートル戦において、その傾向が出ているのは重賞だけ。未勝利戦なんかはレベル的にアレだが、500万下、1000万下、1600万下、そしてオープン特別までは、現代でもテンの速い馬がブッ飛ばしている。それなのに重賞になると、逃げ馬がみんな抑えてスローに持ち込むといった形だ。末脚警戒しすぎー! このオーシャンS、ラップ的には“条件戦のスプリントで強い馬”が有利なレース。レースのレベルも含めて考えれば、1200メートルのオープン特別で強い馬に向くレースではないかと考えられる。持久力の削り合い。現代JRAの1200メートル重賞に於いて、最上級のタフなレースだと考えている。 今年のメンバーで「1200メートルのオープン特別を勝ったことがある馬」というと、(3)ナインテイルズの淀短距離S、(4)ティーハーフの葵Sと(6)キングハートの鞍馬Sの3頭しかいない。当然この中に(1)タワーオブロンドンや(2)ダノンスマッシュは入っておらず、これらはもっと緩いペースの、通常の1200メートル重賞に向く馬。 さらに言うと、(2)ダノンスマッシュは「買ってはいけない」の持論に該当するノーザンファーム以外の海外帰りであり、(1)タワーオブロンドンに関しても今回はかなり仕上げが甘めである模様。(3)ナインテイルズと(4)ティーハーフのオープン特別勝ちはスローペースでの勝ち鞍であり、そうなると残るは(6)キングハートだけということに。実際に2年前のオーシャンSを単勝31.3倍で勝っている馬なのだが、まさか7歳になってふたたび◎を打つことになろうとは。 ---------- ※【ラップギア】とは、各レースラップのラスト4ハロンのみに注目した適性分析です。JRA発表のラップタイムを一定の公式に当てはめ、誰でも簡単に算出することができます。数値が大きければ良いというものではなく、コース適性値と“比率”の近い馬が有利だと考えられます。 ※ 瞬発指数は、“走破タイム”を一切考慮せず、ラップタイムを一定の公式に当てはめて算出した競走馬の能力値です。数値は全階級に対しての絶対値であり、下限70~上限130辺りだと考えられます。競走馬の能力は変動相場であり、1走ごとに変化します。 |
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