予想されるベストの適性値は「910」で、瞬発戦を想定。
脚質的には差し馬が55%優勢。
この府中牝馬Sは2005年1番人気ヤマニンアラバスタ、2006年2番人気デアリングハート、2007年4番人気デアリングハート、2008年4番人気ブルーメンブラットと、4年連続で自身の◎が勝っている好相性レース。そして今年は迷うことなく(15)リトルアマポーラに◎を打つ。
能力的な指数としては(2)サンレイジャスパーや(17)ブラボーデイジーのほうが上回っているのだが、その両馬は瞬発適性に乏しい感。(17)ブラボーデイジーが2着に好走したヴィクトリアマイルは「12.2-10.8-11.7-12.0-11.9-11.2-10.8-11.8」というラップタイム、同じ東京競馬場とは言え、今回はそんなペースになるとも思えない。
(15)リトルアマポーラは、2歳時から際立った瞬発力を見せていた馬だ。2008年の3歳牝馬クラシックは平坦な流れになって持ち味を発揮できなかったのだが、一転して「▼9△5▼3」の瞬発戦となったエリザベス女王杯では(18)カワカミプリンセスと(10)ベッラレイアの2頭に完勝。(18)カワカミプリンセスには瞬発力で優り、(10)ベッラレイアには能力で優っている。今春は1600mで距離不足に泣いたのだが、ここは確勝クラスの存在ではないか?
※ 適性値の3数字はラップタイムから考えられる適性を「瞬発、平坦、消耗戦」に分け
て数値化したもの。数の大きいものが良いわけではなく、あくまで適性のバランスのみを
表す。3数字の比率がレースの適性値に近いほど有利。能力値は、ラップタイムから考え
られる基礎能力を数値化したもの(瞬発指数)。
※適性値や「▼4▼4△7」等の意味については、単行本「ラップギア」をご覧ください。
http://item.rakuten.co.jp/book/5374176/ |