昨年の同レースでは特徴的な傾向があった。
1着 オースミダイドウ(父スペシャルウィーク 母父ストームキャット)
2着 ローレルゲレイロ(父キングヘイロー 母父テンビー)
3着 マルカハンニバル(父スペシャルウィーク 母父ストームバード系)
スペシャルウィーク(以下SW)産駒が好走し、その母父が共にストームバード系である事が特徴的です。
SWはSS系種牡馬の中でも、ニジンスキーの血を持つ事からスタミナにシフトした欧州的な重厚な血統である。
母父のストームキャット系は米国ダート血統で、瞬発力はないがスピードの持続力に優れた血統。
この両方の血統も持つ馬はスタミナ豊富で一瞬の瞬発力には欠けるが、一旦スピードに乗ればそれをゴールまで持続できるのが特徴。
今年もそんな持続力に優れた馬を狙ってみたい。
このような想定で本命は◎オースミマーシャル。父ダンスインザダークは前述SWと類似の欧州的なSS系で母父エンドスウィープはミスプロ系で米国ダート血統。
昨年好走馬と血統のタイプが良く似ている。また、野路菊S勝ってのローテーションは昨年の勝ち馬と同じ。
相手は○シェランジュ。父ニジンスキー系母父リファール系で、昨年の2着馬と血統背景が似ており、長くいい脚を使えそうなタイプ。輸送減りなければ。
3番手は▲ツルマルストーム。母父は前述ストームキャットで父は先週好走があったロベルト系。大型馬で叩いた上積みを期待したい。
以下、母父ロベルト系の△インステップキック、8Rの同距離で血族が好走した△キャプテントゥーレまで抑える。 |