東京11R　京王杯２歳Ｓ
東京芝1400m
予想勝ちタイム ：1.21.5～9　（良）
理想前半3F ： 35.9 (35.1 ～ 36.7)
理想上り3F ： 34.0 (33.2 ～ 34.9)
理想ラップ差 ： 1.9 (0.3 ～ 3.5)
レース前半4F通過基準タイム： 47.1
レース前半5F通過基準タイム： 58.4
S～Mペース　（ミドルスローペース）
*（　）内は、推定85%区間
*（理想ラップ差） ＝ （理想前半3F） - （理想上り3F）

【 期待度 A 】
馬場改修後の近7年の勝ち馬の前後半3Fのラップを調べると
7頭中5頭が、前半35秒台→34秒台。
ラップ差（= 前半3F - 上り3F）は、1.0前後。
1400mの重賞ながら、上りが速くなる傾向がある。

◎グランプリボスを見直す。

2歳新馬　0.1差1着　1.29.5 = 36.5 ( 0.1 ) - 17.9 ( * ) - 35.1 ( -0.4 )

新馬戦の勝ちタイムは、2001年以降の札幌芝1500・新馬戦で2番目に速い時計。
（ちなみに1番は今年のアドマイヤセプターの1.29.3）
同距離の2歳オープンのクローバー賞の過去10年と比べても、2番目と同じタイム。
時計的に優秀なのは言うまでもないが、この時破ったのはオールアズワン。
私の現時点の評価で、今年の2歳戦でメンバーレベルが最も高い札幌2歳Sを制した馬だ。
ラップこそ理想ラップ外だが、これは時計のかかる札幌芝1500m戦のもので、ラップ差1.4を考えれば、東京芝1400に替わりクリアできる下地はある。

デイリー杯２歳ステークス(GII)　1.3差7着　1.34.9 = 35.2 ( -0.6 ) - 24.0 ( 0.3 ) - 35.7 ( 1.5 )

デイリー杯は、札幌2歳Sに次ぐメンバーレベルの高い一戦。
自身前半35.2の脚を使うものの、ペースが速く差し馬台頭の競馬で1.3差7着。
残り200mの地点では末脚が残っていなかった事が着差が広がった要因。

速いペースのマイルからの距離短縮は絶好で、不当に人気が無さ過ぎる。