競馬ニュース > 記事
クラブ(サンデーレーシング)の規程でここが引退レースとなる6歳マジックタイムは、まさに究極の仕上げだ。
けいこの内容自体は美浦Wコース5Fを69秒3、ラスト1F13秒5で外マシェリガールと併入と、牝馬の当週らしく控えめ。ただ、毛ヅヤの良さはこの時季とは思えないほど際立ち、脚さばきも軽快そのものだった。
6歳にして完成形となった動き&ビジュアルを前にして、「順調のひと言。うん、もう何も言うことがないよね」と、中川調教師も納得の表情を浮かべる。
「この歳になってくると状態の変動も少ない。レースもいい間隔で使っているし、すでに調整パターンも確立している。今回もしまいを生かすスタイルで」。引退するのが残念と思えるような快走が期待できそうだ。(夕刊フジ)
★中山牝馬Sの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載