武豊騎手（４０）＝栗・フリー＝は３日、阪神２Ｒのタニノエポレットで１着となり、８年連続２０度目（歴代１位）のＪＲＡ年間１００勝を達成した。今年は内田博幸騎手に続き２人目。「例年より達成するのが少し遅れてしまいましたが、これからも１勝でも多く皆様の期待に応えられるように頑張っていきます」と、秋のＧＩシリーズ開幕を迎えて意欲を語った。

　タニノエポレットは１０番人気で単勝３５．０倍。武豊騎手はこの勝利がＪＲＡ通算３２６８勝目だが、８７年のデビュー以来、勝った馬の中では最も人気薄。これまでは、デビュー２年目の８８年６月１８日に中京８Ｒでロジータバンブーが勝った時の３０．２倍。人気薄の馬に乗る機会が少ないだけに、これまた“記録的”な勝利となった。

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