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これまでの取材では、ヴァーズ&カップの中距離戦が外国馬中心、マイル&スプリントの短距離戦が地元勢有利、という声が多かった。馬券的妙味は、混戦必至の短距離戦の方がありそうだ。
早朝からシャティンに張り込んでいると、ティータン騎手を発見。昨年の香港リーディング3位の実力者に突撃し、まずはスーパージョッキーで参戦するスプリントの見立てを聞いた。
「エアロヴェロシティは8歳で上積みがないと思う。ペニアフォビアも去年の状態にはないようだ。ノットリスニントゥーミーは前回、いろいろ恵まれた感じ」と、過去2年&前哨戦の勝ち馬をバッサリ斬り、「ラッキーバブルズが強いだろう。日本馬がいて流れが速くなりそうなのも、差し馬には追い風だね」とジャッジした。
マイルについてはエイブルフレンドを「ムーア調教師がメイチに仕上げて、状態が上がっているみたい」と評価。7日に指揮官を直撃取材した時点では「まだ100%ではない」としていたが、見解は違うようだ。
ナイスガイの勝負師から得た貴重な情報を加味しながら、しっかりともうけて帰りたい。