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20日の東京5R2歳新馬(芝1400メートル)は、後藤浩輝騎手騎乗の1番人気ルミニズム(牡、美浦・大竹正博厩舎)が直線半ばで抜け出すと、楽に後続を突き放して完勝した。タイムは1分27秒3(重)。
土砂降りの雨の中で行われた一戦は、クリノミユキチャンがハナを奪い、フジシンゲンが2番手につけてスタート。人気のルミニズムも6番手あたりの外めをスムーズに追走した。先行した2頭は道悪にフットワークを乱すこともなく、直線に向いても先頭争いを続けたが、直線で外に持ち出したルミニズムが加速すると一気に前の2頭をとらえる。そのまま楽に突き抜けて完勝。人気に応えて素質の高さを印象付けた。3馬身差の2着は中団追走から大外を伸びた2番人気のサンキュージョン。さらに1/2馬身差の3着には、ゴール前で盛り返した11番人気のクリノミユキチャンが入っている。
ルミニズムは、父ゼンノロブロイ、母ルミネンス、母の父ジェイドロバリーという血統。祖母チャンジイは愛GIIIメイトロンSの勝ち馬。
後藤騎手は「着差以上に強い競馬。レースを支配しているような感じだったし、新馬の中に1頭だけ古馬が入っているような雰囲気さえありました。きょうのところは完璧な内容だったと思います。この先、テンションが上がり過ぎなければいいですね」と人気通りの結果を高く評価していた。
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