町田直騎乗で1番人気のベアバッキューンが、若武者賞に続く重賞連勝を飾った。好スタートから先手を奪うと、勝負どころから他馬を引き離し、直線は独走。2着のミランミラン（北海道）に2秒2差の大差をつけた。タイム1分44秒3（不良）。同馬はこれで無傷の4連勝。次走予定の全日本2歳優駿（12月11日、川崎、JpnⅠ、ダ1600メートル）で、地元の大将格としてJRA勢を迎え撃つ。

■ベアバッキューン　父モズアスコット、母ゴールドマッシモ、母の父ネオユニヴァース。黒鹿毛の牡2歳。川崎・鈴木義久厩舎所属。北海道新冠町・守矢牧場の生産馬で、馬主は熊木浩氏。戦績4戦4勝。獲得賞金3620万円。重賞は2024年SⅢ若武者賞に次ぐ2勝目。鎌倉記念は鈴木義久調教師、町田直希騎手ともに初勝利。

◆町田直騎手（ベアバッキューン1着）「ちょっと力んで走っているところがあるので、もっと折り合いをつけて走りたい。直線は驚かされるぐらい反応が良かった」

◆鈴木義調教師（同）「調教で攻めたのでマイナス体重だったけど、状態はこれまでで一番良かった。次走はチャレンジャーの立場なので、今回ほど緊張しないで臨めるかな」


◆御神本訓騎手（ミランミラン2着）「少しハミをかんだけど、この馬なりの競馬はできたと思う。マイルまでが良さそう」

◆岡村健騎手（ケンシレインボー3着）「テンションが高く、イレ込みがきつかった。馬体重が増えてくれば、また頑張ってくれそう」

◆山崎誠騎手（ゴールドモーニン4着）「積極的に乗ったぶん、最後に伸びなかった。でも、まだ遊び遊び走っているので伸びしろはある」

◆畑中信騎手（ジャガーノート5着）「前半は怯んで進まなかったけど、最後は脚を使った。左回りは問題なかったし、思ったより走ってくれた」

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