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12日の阪神競馬4Rで2着に入ったトロイカ(栗・大久保、牡3)から、規制薬物である消炎鎮痛剤の「ジクロフェナク」が検出されたことが17日、JRAから発表された。JRAは日本中央競馬会競馬施行規程第147条第14号(開催執務委員の命令・指示違反)に該当するとして、管理する大久保龍志調教師(54)=栗東=に、過怠金30万円の処分を下した。
『規制薬物』は治療を目的としたもので、『禁止薬物』のように競走能力に影響を与えるものではなく、失格の対象にはならないが、馬の福祉や事故防止の観点から、その影響下にある馬の出走は禁止されている。なお、ジクロフェナクは、消炎・鎮痛効果を目的とした治療薬として、一般的に使用されている。