２６日の京都１Ｒ（３歳未勝利、ダ１２００メートル）で、５頭が落馬するアクシデントが発生した。

　３番手のダイヴィンダートが、最後の直線で馬体に故障を発生して転倒。鞍上の岩田康騎手は地面に激しく叩きつけられるように落馬した。その影響を受けて、松山騎手のマーブルレディー、高倉騎手のアカツキリンダ、松若騎手のアビーシュート、小崎騎手のシャムエルも続けて転倒。サンマルマオリオ（畑端騎手）も決勝線手前で競走を中止し、出走１６頭中６頭が競走中止となった。

　場内の診療所で岩田康騎手が右前腕骨骨折の疑い、松山騎手が骨盤骨折の疑いと診断され、京都府内の病院に搬送された。松山騎手は２Ｒ以降の１１頭、岩田康騎手は３Ｒ以降の７頭すべてが乗り替わりとなった。

　松山騎手はマネジメント会社のツイッターで「ご心配とご迷惑をおかけしてすみません。今のところ骨には異常なさそうです。あす詳しく検査します」と談話を発表。騎乗には影響がない見込みで、天皇賞・春でコンビを組むメイショウテンゲンの池添兼調教師は「本人から連絡があって『大丈夫です』と。声も元気そうでした。念のため、きょう（２６日）は検査入院するそうですが、来週は乗れそうとのことですし、ホッとしました」とコメントした。

この記事はいかがでしたか？

 (0)