前走は理由のある凡走。今回は力が出せる条件が揃った！

＜展開＞

逃げたいのは、ゴライアスのみ。
その外から、ナムラミラクル、タガノディグオが出して来る。

ゴライアスは、この中ではテンの脚が速くないが、この枠なら無理してでもハナ。
3頭に続いて、ワンダーリーデル、タイセイパルサー、レッドゲルニカあたりが追走。

ペースは上がりそうにないので、やや遅めの流れを想定。


＜予想＞

本命は、ナムラミラクル

前走は、内枠だったので被されるのを嫌って、仕方なく逃げる競馬。
ただ、タイセイエクレール（ブロンデル騎手）が、外から少し外から前に出てプレッシャーをかけながら直線に入って失速。
リズムよく走れないことで脆さが出た。


この馬は、好位外の位置からトップスピードの速さはそこまでないが、長くいい脚を使って好走するタイプ。

東京でパフォーマンスを上げて、1000万下、1600万下を勝ち上がってきて、武蔵野Sでも3着。東京巧者が多いスパイキュール産駒らしい実績。


ただ、リズムよく走れないとダメなので、前の位置を取りやすい条件（逃げ・先行馬が少ない、外枠、距離1400mより1600mなど）が重要。

その点で、逃げたいのが1800mで逃げていたゴライアスだけで、外目の枠というのは文句なし。
東京1600mになるのもより楽に好位が取りやすくなる。

休み明けになるが、人気が落ちていて、力が出せる条件が揃っているので期待する。



対抗は、ワンダーリーデル

前走は、軽く出して行って中団やや前から追走。
4コーナーから仕掛けて直線で外に出して、伸びてきたが3着まで。

12.4 - 11.2 - 12.1 - 11.9 - 11.7 - 11.7 - 12.4

結果的に、前が残れてしまうペースだったので、展開不向きの中で最速上がりの3着なら上出来。


この馬は、平均～やや速めのペースで、持続力を生かして長く脚を使って好走するタイプ。

1600mはやや長いと感じるが、この距離でもフェブラリーS9着。
あの内容ならオープン特別で十分戦えていい内容。

今回もペースがそこまで上がりそうにないので、距離が気になるかもしれないが、好位から追走しないと前走と同じような結果になる可能性が上がる。



単穴は、ゴライアス

前走は、逃げる競馬で平均ペースの逃げ。
4コーナーで自ら加速して、差を広げるとそのまま押し切って勝利。

12.9 - 12.2 - 12.9 - 12.9 - 12.2 - 12.3 - 12.5 - 12.2 - 12.9

レースレベルは高くはないが、まだ余裕を感じる勝ち方ではあった。


中山で連勝してきたが、直線で少し加速できるようなラップのレースで連勝してきて、中山しか走れない持続力タイプという走りではない。

3歳時の500万下では、プロスパラスデイズに負けた東京1600mだが、成長した今の状態で逃げる競馬なら勝ち切っても驚けない。



※以下は、買わない馬の評価。

イーグルバローズ

前走は、3馬身くらいの出遅れ。
道中で中団やや後ろまで位置を上げて、直線で外に出すと伸びてきて、ラスト1Fは1頭違う脚で伸びてきて差し切り勝ち。

上がり3F34.6秒ですごいのだが、実は上がり2位のドリュウより0.1秒しか速くない。
また、勝ち時計も平凡。

4連勝した時の走りを比べると明らかに劣るし、スタートの不安もあるので、能力は評価するが消し。