【コラム完全版】付
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～～～～～～～～『くりーくの中間調教チェック！　2018　毎日王冠　編』～～～～～～～～～～～～～～～


こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容（評価はＡ～Ｆ）を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。


10月7日（日）　　東京１１R　第６９回　毎日王冠（Ｇ２、３歳以上、芝１８００ｍ）

サウンズオブアース（C）
前走時は中間の調教内容が良かったものの最終追い切りの動きが物足りず評価を下げてしまったが４着に好走。結果的に１週前、最終追い切りと併せ馬で先着していたので状態は悪くはなかったのだと思う。この中間は２週前に併せ馬で遅れていて１週前も時計がかかる馬場とはいえこの馬にしたら物足りない時計で前走と比べると状態面での不安は残る。
<最終追い切りＣ>
ＣＷ３頭併せの内。最終的に先着できたことは良かったが走りが重くスピードに乗るのに時間がかかるのでもうひと追いほしいくらい。


ケイアイノーテック（Ｅ）
新馬戦こそ勝っているが本質的に使われて良くなる馬。休み明けでも調教で時計の出る馬だがこの中間はこの馬にしたらかなり物足りない時計でこの調教内容だと最終追い切りで時計が出ても割引は必要。
<最終追い切りＣ>
坂路で併せ馬。このぐらいの時計は普通に出る馬で全体的な走りはまだ重め感がある感じ。


アエロリット（Ｃ）
関東圏でのレースや滞在競馬では好走する馬で今回は東京でのレースなので調整はしやすいと思うが基本的に馬なりの追い切りが中心。１週前に強く追ってきたことがある新馬、フェアリーＳ、ヴィクトリアマイルの３戦は太め残りの心配があった時で今回も１週前の追い切りでは強めに追ってきていて陣営としてはやや余裕のある馬体だということを意識しているのではないかと思う。
<最終追い切りＢ>
坂路単走。馬場も良く時計は出ているが追われていてやや重め感のある走り。


キセキ（Ｅ）
菊花賞以来凡走が続いているが好走していた時にはＣＷで３Ｆ３７秒台や１Ｆ１１秒台の時計を出していて近走は平均的な時計ばかり。この中間も目を引くような良い時計は出てなく変わり身が見られる気配はない。
<最終追い切りＤ>
ＣＷ単走。動き重く今回も終い首が上がってきてしまい伸びきれず。


ステファノス（Ｃ）
この中間は乗り込み量も多く内容的にも時計的にも特に悪い感じはない。近走道悪では勝ち馬から離されているが馬場が良い時はそれほど大きくは負けていないので乗り方次第で差は詰る可能性がありそうな感じもある。
<最終追い切りＢ>
ＣＷ３頭併せの内。終始手応えには余裕があり重め感はなく仕上がりは良さそう。


ステルヴィオ（Ｂ）
皐月賞、ダービーと道悪にスローペースと特殊なレースになってしまいこの馬には距離も長かったのではないかと思う。今回はレースも流れると思われ状態面に関してもこの中間は乗り込み量も多く速い時計が出ていて良い状態で出走できるのではないかと思う。
<最終追い切りＢ>
南Ｗ３頭併せの中。やや重い感じにも見えるが終い食い下がる外の併走馬を抜かせない勝負根性を見せる。


スズカデヴィアス（Ｅ）
前走時もそうだったがこの中間も調教で時計の出る馬にしたらかなり物足りない時計。栗東に戻っても調教面で変わってきている感じがなく今回も状態面での不安は残る。
<最終追い切りＣ>
坂路単走。この馬の時計は出るようになって戻ってきてはいるとは思うがまだ力強さに欠ける感じでまだ物足りない。


カツジ（Ａ）
休み明けになるがこの中間はかなりしっかり乗り込まれて時計も優秀。もともと時計の出る馬だがＣＷ中心にこれまでと同じように速い時計が出ていて２週前追い切りで併せて先着と仕上がりも良さそう。
<最終追い切りＡ>
ＣＷ単走。フォームがきれいで走りに乱れる感じがなくしっかり体もできている感じ。


サトノアーサー（Ａ）
この中間は３週前、２週前、１週前とＣＷを長めから好時計が出ていて仕上りは良さそう。ここ２戦今回と同じコースでのレースを経験して好走しており相手が強くなっても好走が期待できそう。
<最終追い切りＢ>
ＣＷ併せ馬の内。やや硬い走りにも見えるが気合い乗り抜群で手綱を緩めると併走相手を一気に突き放して伸びる。


サンマルティン（Ｄ）
もともとトレセンで乗り込んで出走する馬ではないがこの相手でこの調教内容だと厳しい感じがする。
<最終追い切りＥ>
南Ｗ単走。首が高い走りで全体の重心も上に上がってしまっていて伸びきれず。


ダイワキャグニー（Ｃ）
昨年も出走していて逃げたソウルスターリンングに絡んでいって４着。この中間は乗り込んではいるものの併せ馬での追い切りが少なく時計もかかり気味で物足りない調教内容。
<最終追い切りＣ>
南Ｗ併せ馬の内。昨年は単走だったが今年は併せ馬で重たい感じあり。


レアリスタ（Ｄ）
休み明けの前走時は併せ馬でも２週連続先着していて状態面は良さそうだったがレースでは凡走。この中間は前走時と比べても物足りない内容、時計で変わり身は感じられない。
<最終追い切りＤ>
南Ｗ併せ馬の内。併走してしぶとい走りを見せているが力みが強くもう少しリラックスして走りたい。


アクションスター（Ｆ）
休み明けで乗り込んではいるもの調教での時計も物足りず変わり身は見られない。距離短縮も特にこの馬に向いている感じはなく厳しい。
<最終追い切りＥ>
南Ｗ単走。馬はリラックスしている感じだが力強さなく伸びきれず。


東京のメインは毎日王冠。このレース◎は⑫カツジ。休み明けになりますがこの中間しっかり乗り込まれて調教内容そして最終追い切りの動きとかなり良さそうな出来。前走のＮＨＫマイルＣでは立ち上がり気味のスタートで終始馬群の中での窮屈な競馬になってしまったので今回はスムーズな競馬で巻き返してくれると思います。

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