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森泰斗騎乗で3番人気のアマネラクーンがクビ差で重賞初制覇を飾った。道中は押っつけながら5、6番手を追走。徐々に位置取りを上げて4コーナーで外に持ち出すと、ゴール寸前で差し切った。タイム1分28秒4(重)。同馬はこの勝利でサンケイスポーツ賞さきたま杯(6月19日、浦和、JpnⅠ、ダ1400メートル)とスパーキングサマーC(8月7日、川崎、SⅡ、ダ1600メートル)の優先出走権を獲得。1番人気のジャスティンは勝負どころから徐々に後退し、10着に敗れた。
■アマネラクーン 父パイロ、母ホウショウアマネ、母の父アンブライドルズソング。黒鹿毛の牡7歳。浦和・小久保智厩舎所属。北海道様似町・清水スタッドの生産馬で、馬主は芳賀美知子氏。戦績25戦17勝。獲得賞金8831万円。重賞は初勝利。プラチナCは小久保智調教師が2019年ノブワイルドに次ぐ2勝目、森泰斗騎手は18年キタサンミカヅキ、20年ベストマッチョに次ぐ3勝目。
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◆森泰斗騎手(アマネラクーン1着)「気難しさはあるけど、デビューの頃から重賞を勝てると感じていた。何度もはね返されたけど、自分の感覚と馬の地力を証明できた」
◆小久保智調教師(同)「間隔があいたからいつもより渋かったけど、やることはやってきたので頑張ってくれるだろうと思っていた。状態が整えばさきたま杯へ」
◆和田譲騎手(ツーシャドー2着)「最後に苦しくなって切れ味で負けたけど、牡馬を相手に頑張ってくれた」
◆笹川翼騎手(アランバローズ3着)「久々の1400メートルに戸惑っていたけど復調は感じた。今後もかみ合えば」
◆沢田龍騎手(サヨノグローリー4着)「メンバーがそろったなかで頑張ってくれた。調子もいいので、この先も期待できる」
◆本田重騎手(ティーズダンク5着)「少し重かったし、1コーナーで不利があって1列後ろの位置になったけど、さすがに走る。使っていけば」
◆西啓太騎手(ジャスティン10着)「コースや距離以前にイレ込みがきつかった。ずっとバランスの悪い走りだった」