『第６０回報知オールスターカップ』（ＳⅢ、ダ２１００メートル）が１日、川崎競馬場で行われる。今年から競走体系の整備により１月から２月開催に変更。連覇に挑むエルデュクラージュをはじめ、勝島王冠２着のライトウォーリア、重賞４勝の明け４歳馬ヒーローコールなど実力馬が集結した。ハイレベルな争いは見逃せない。

地力確かなライトウォーリアが本命だ。昨年はダートグレードで常に地方最先着を果たした逸材。先行馬に厳しい展開だった前走もハナ差２着と能力を示しており、リズム良く立ち回れれば重賞３勝目の期待大だ。昨年の覇者エルデュクラージュも侮れない。明け１０歳でも衰えは感じられず、得意の舞台なら重賞連勝が可能だ。昨秋に同舞台のＳⅠを圧勝したヒーローコールも上位に絡む。

◆優先出走権…『報知オールスターカップ』の１着馬には「ダイオライト記念」（３月６日、船橋、ＪｐｎⅡ、ダ２４００メートル）と「川崎記念」（４月３日、川崎、ＪｐｎⅠ、ダ２１００メートル）の優先出走権が与えられる。

３日目も良馬場で行われ、時計は少し遅めで推移。前日よりも逃げ、先行馬の好走が多く見られた。４日目は未明に雨の予報が出ているが、仮に悪化したとしても同様の傾向が続くとみる。

◎降水確率＝午前、午後ともに１０％。

◆山林堂信彦騎手「力の要る馬場。ただ、差し馬は切れそうで切れない感じなので、先行したほうが良さそう」

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