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矢野貴騎乗で7番人気の10歳馬エルデュクラージュが、あっといわせる逃走劇で重賞2勝目を挙げた。好スタートから先手を奪ってリード。最後まで他馬を寄せ付けず、2着ヒーローコールに2馬身差をつけた。タイム1分53秒4(良)。次走は連覇がかかる報知オールスターC(2月1日、川崎、SⅢ、ダ2100メートル)を予定している。1番人気のギガキングは直線で伸びず5着に敗れた。
■エルデュクラージュ 父クロフネ、母エルダンジュ、母の父サンデーサイレンス。芦毛の騸10歳。船橋・川島正一厩舎所属。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は(有)キャロットファーム。戦績45戦9勝(うち中央27戦7勝)。獲得賞金2億491万9000円(うち中央1億2461万9000円)。重賞は2023年SⅢ報知オールスターCに次ぐ2勝目。報知グランプリCは川島正一調教師が15年バトードール、16年タイムズアローに次ぐ3勝目、矢野貴之騎手が18年リッカルドに次ぐ2勝目。
◆矢野貴騎手(エルデュクラージュ1着)「年齢を感じさせない気合の入り方で、安心して乗れた。いいペースで運ぶことができた」
◆川島一調教師(同)「逃げたらチャンスがあるかなと思っていた。無理使いをしてこなかったので、まだこれだけの力がある」
◆笹川翼騎手(ヒーローコール2着)「動きは良かったし、よく来ているけど、勝ち馬のペースで行かれた」
◆森泰斗騎手(スワーヴアラミス3着)「最後は伸びているけど、気の悪さがあって動きたいときに動けなかった」
◆吉原寛騎手(ロードレガリス4着)「3、4コーナーで外々を回ったし、展開が向かなかった。9歳だけど、今後も頑張れる」
◆和田譲騎手(ギガキング5着)「スムーズに3番手を取れて勝ちパターンだったんだけど…。いつもの感じではなかったのかな」