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9月27日(水)の船橋11Rで行われた第70回日本テレビ盃(3歳以上オープン、JpnⅡ、ダート・左1800メートル、別定、11頭立て、1着賞金=4000万円)は、川田将雅騎手の1番人気ウシュバテソーロ(牡6歳、美浦・高木登厩舎)が好スタートから道中では3番手を追走。ペースが上がったところでスルスル進出すると、直線では危なげなく抜け出し後続を突き放す貫禄の走りを見せた。3月のドバイワールドCを制した〝世界王者〟が秋初戦を快勝し、次走予定の米GⅠ・BCクラシック(11月4日、サンタアニタパーク、ダ2000メートル)へ弾みをつける形となった。川田騎手は26日の白山大賞典(ウィルソンテソーロ)に続く2日連続の交流重賞制覇。タイムは1分51秒7(良)。
2馬身半差の2着にはテンカハル(5番人気)、さらに1馬身半差遅れた3着にスワーヴアラミス(6番人気)が入った。
日本テレビ盃を勝ったウシュバテソーロは、父オルフェーヴル、母ミルフィアタッチ、母の父キングカメハメハという血統。北海道新ひだか町・千代田牧場の生産馬で、馬主は了徳寺健二ホールディングス(株)。通算成績は30戦10勝(うち地方3戦3勝、海外1戦1勝)。重賞は2022年東京大賞典(GI)、今年の川崎記念(JpnI)、ドバイワールドC(海外GI)に次いで4勝目。高木登調教師は15年サウンドトゥルー、川田将雅騎手は19年クリソベリルに次いで日本テレビ盃2勝目。