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3月15日(水)の船橋11Rで行われた第68回ダイオライト記念(JpnⅡ、4歳以上オープン、ダート・左2400メートル、14頭立て、1着賞金=4000万円)は、川田将雅騎手の1番人気グロリアムンディ(牡5歳、栗東・大久保龍志厩舎)がJpn重賞初制覇。縦長の展開の中、道中は中団でレースを進めると、勝負どころで内からスルスルとあがって先頭に立ち、軽く追われただけで後続を突き放して、ぶっちぎりの9馬身差圧勝を決めた。川田騎手は14日の黒船賞(シャマル)に続き、2日連続のJpn重賞制覇となった。なお、船橋のミューチャリーは2周目の直線に入る前に競走中止となった。タイムは2分37秒2(良)。
9馬身差の2着にはレース途中で先頭に立ったテリオスベル(4番人気)が逃げ粘り、さらに1馬身遅れた3着にメイショウフンジン(3番人気)が入った。地方所属馬では船橋のエルデュクラージュが4着で最先着を果たした。
ダイオライト記念を勝ったグロリアムンディは、父キングカメハメハ、母ベットーレ、母の父Blu Air Forceという血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は吉田和美氏。通算成績は16戦6勝(うち地方1戦1勝)。重賞は初制覇。大久保龍志調教師は2019年チュウワウィザードに次いでダイオライト記念2勝目、川田将雅騎手は19年チュウワウィザード、21年ダノンファラオに次いで3勝目。