ﾋﾓあれの可能性も　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　


◎ﾘｽｸﾞﾗｼｭｰ
ﾃﾞﾋﾞｭｰから馬券圏内を外しておらず堅実、
ｱﾙﾃﾐｽSでﾌﾛｰﾚｽﾏｼﾞｯｸを破っており東京でも実績あり、
阪神JFではｿｳﾙｽﾀｰﾘﾝｸﾞの0.2秒差2着、
桜花賞ではﾚｰﾇﾐﾉﾙの0.1秒差の2着ですがｿｳﾙｽﾀｰﾘﾝｸﾞには先着、
ﾁｭｰﾘｯﾌﾟ賞がやや物足りない内容でしたが、
桜花賞の内容を見る限り前哨戦の仕上げだったということでしょう、

阪神JFの1着2着3着が桜花賞では3着2着1着と順位が入れ替わったものの、
上位3頭は世代ﾄｯﾌﾟｸﾗｽの能力があることは間違いない、
一気に800m距離が伸びるのがどうかというところですが、
ﾊｰﾂｸﾗｲ産駒の芝重賞距離別成績を見ると、
芝1000m　[0.0.0.1]　複勝率0.0%
芝1200m　[1.0.1.9]　複勝率18.2%
芝1400m　[0.1.0.9]　複勝率10.0%
芝1600m　[8.7.9.61]　複勝率28.2%
芝1800m　[6.8.5.45]　複勝率29.7%
芝2000m　[7.8.9.89]　複勝率21.2%
芝2200m　[0.6.2.36]　複勝率18.2%
芝2400m　[5.5.4.31]　複勝率31.1%
芝2500m　[3.6.0.19]　複勝率32.1%
芝3000m　[2.3.0.9]　複勝率35.7%
芝3200m　[0.4.3.9]　複勝率43.8%
芝3400m　[3.2.1.5]　複勝率54.5%
芝3600m　[0.0.0.2]　複勝率0.0%

2000m・2200mの成績がもう一つですが、
基本的に距離が伸びるほど好成績、
ｵｰｸｽではﾇｰｳﾞｫﾚｺﾙﾄが勝っており、
ﾀﾞｰﾋﾞｰはﾜﾝｱﾝﾄﾞｵﾝﾘｰが勝ち、ｳｲﾝﾊﾞﾘｱｼｵﾝが2着している、
出走馬中の他の種牡馬と比べてｱﾄﾞﾊﾞﾝﾃｰｼﾞは大きい


▲ｱﾄﾞﾏｲﾔﾐﾔﾋﾞ
前走の桜花賞は1.0秒差の12着と大敗しましたが、
力のいる馬場が向かなかった可能性が高い、
前々走のｸｲｰﾝCで2着に負かしたｱｴﾛﾘｯﾄがNHKﾏｲﾙCを強い競馬で勝っており、
前々走の夏日草特別で2着に負かしたｶﾃﾞﾅがその後京都2歳Sと弥生賞で重賞2連勝、
東京では2戦2勝で負かした相手も強かったことを考えれば、
東京に変わるのは歓迎材料でしょう、
◎同様にﾊｰﾂｸﾗｲ産駒で他の馬と比べると距離延長に不安少ない


△ｿｳﾙｽﾀｰﾘﾝｸﾞ
実績からはﾘｽｸﾞﾗｼｭｰ以上の評価が可能ですが、
ﾌﾗﾝｹﾙ産駒ということで距離にやや不安あり、
ﾚｰｽぶりからは阪神JFが鮮やかすぎて、
同厩舎の桜花賞馬ﾀﾞﾝｽｲﾝｻﾞﾑｰﾄﾞの桜花賞の様か感じで、
ﾏｲﾙにうまく対応しすぎているところが逆にﾏｲﾙから2000mがﾍﾞｽﾄの馬に見える、
それでもﾀﾞﾝｽｲﾝｻﾞﾑｰﾄﾞも4着していたように能力の高さで馬券圏内の可能性はありそう


△ﾌﾛｰﾚｽﾏｼﾞｯｸ
前走のﾌﾛｰﾗSは0.0秒差の3着でしたが、
やや物足りない内容、
それでもあくまで前哨戦という仕上げであったと考えれば、
ｱﾙﾃﾐｽS・ｸｲｰﾝCでも差のない競馬をしており馬券圏内の可能性はあり


穴の×2頭は距離延長で面白そうなﾊｰﾂｸﾗｲ産駒の2頭に注目