PP指数の各馬の(前走指数＋前々走指数＋近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にバーニングペスカ(11.7pt)、スペシャルホース(10.0pt)、メイショウミズカゼ(9.3pt)、サイモンゼーレ(6.3pt)、アルパーシャン(5.7pt)。能力値は競走馬の能力と勢いを示すものであり、基本的に本命馬は、能力値5位の中から選出するというスタイルで予想を行っています。

　芝1200ｍの近2走で逃げ争いをしたサイモンゼーレが逃げるか、それとも前走ダ1200ｍで逃げ争いをしたクリノカサットが逃げるのか…。両馬とも、前走ではハナを譲ろうとしなかったけに、今回でも主導権争いが激しくなる可能性は十分。差し馬が台頭する流れも視野に入れて、馬券を組み立てたほうがいいでしょう。

　しかし、今回の◎には、ダート路線に転向して2戦2勝、特にフルゲートの外枠から前目につけて、4コーナーでは先団、直線で一旦抜け出した前走が好内容の(9)バーニングペスカを推します。前走るは、ワンダープラヤアンには差されたものの、3着馬とは2馬身半差。レース内容、指数ともに優秀でした。この馬ならば、ハイペースを先行しても勝ち負けになりますが、あとは休養明けがどうか？　スプリント戦ならば、通常は息が持ちます。

　○は、3走前の1000万下で勝ち馬と0.4秒差(4着)の実績がある(1)メイショウミズカゼ。3走馬は差し馬台頭の流れに恵まれての4着でしたが、今回でも展開に恵まれれば浮上可能。しかし、休養後の近2走がひと息で狙い下げました。前走の500万下も展開が向きましたが、4着が精一杯でした。

　▲は、昨夏にこのクラスでは2度の連対実績がある(4)サイモンゼーレ。この馬は長らく芝のレースを使われていますが、本来はダートでこその馬。スピードがあって、前に行ければしぶといので3番手評価としました。

　以下特注馬として、4走前の未勝利戦が自ら逃げて圧勝の(2)メイショウキタグニ。前走の500万下では、勝ち馬オペラアクターのオーバーペース巻き込まれて失速したものの、前走で厳しい流れを経験したことで、復活する可能性があります。

　あとは△に4走前に現クラス勝ちの実績がある(10)バルコラベーロ。4走前は超々ハイペースを先行策から押し切っての勝利。この馬はその後のレースが不振ですが、前走ではメイショウキタグニ
同様に、オーバーペースに巻き込まれて失速しているので、変わり身に警戒です。

　他では、初ダートで一発を警戒したい(6)ホープフルスター。走法がダート向きなので、大穴一発がありそうです。