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ぶち模様の白毛で話題を集めるブチコ(栗東・音無秀孝厩舎、牝4歳)が11月12日(土)の京都10R・観月橋S(1600万下、ダート1800メートル)で復帰した。道中は2番手につける積極策。3コーナーから追い通しで直線は失速して8着に敗れはしたが、課題のゲートはうまくクリアできた。
手綱を取った浜中俊騎手は、「ゲートの中で待たされましたが、辛抱してくれました。半年あいて、ゲート中心の調整でしたし、体も増えていましたからね。きょうは無事に走ってきてくれてよかったです」とまずはひと安心。
ブチコは6月の麦秋S(東京、1600万下)で発走前にゲートをくぐって飛び出して左肩端部裂創の診断で競走除外。4月のマリーンC(船橋、交流GIII)でも同様の事象で競走除外になっており、2戦連続の戦前退場となったが、JRAは麦秋Sが主催場での1回目ということで、ブチコに対して30日間の出走停止と、その後のトレセンでの発走調教再審査を科すにとどめた。放牧先の福島・ノーザンファーム天栄から10月1日に栗東トレセンに帰厩して、10月20日に栗東トレセンで浜中俊騎手が騎乗してゲート再試験に合格。この日の復帰戦にこぎつけた。
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