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世界最大規模の障害レース、英国の第165回グランドナショナル(7歳上、芝左約7242メートル、障害数29)は14日午後(日本時間同日深夜)、リヴァプール近郊のエイントリー競馬場で出走可能頭数一杯の40頭で争われ、D・ジェイコブ騎乗の伏兵、ネプチューンコロンジュ(フランス産、英=P・ニコルズ、せ11、父ドムアルコ)が9分05秒10(良)で優勝した。1着賞金54万7267ポンド(約7060万円)。昨年の覇者バラブリッグスは6着、09年優勝のモンモームは競走中止。完走は15頭だった。
Gナショナルは英ダービーにヒケを取らない人気がある一方、過酷でハンデ戦でもあり、格付はGIIIでトップホースの出走はあまりない。だが、今年は英国障害界の真のチャンピオン決定戦で3月16日に行われたGIチェルトナムゴールドCを勝ったシンクロナイズドが出走。結果は落馬して死亡という悲劇となった。