第１１回兵庫ゴールドＴ（１０Ｒ、交流ＧＩＩＩ、ダ１４００メートル、１着本賞金２１００万円、サラ３歳上、選定馬、ハンデ）川田将雅騎乗の１番人気スーニが、後方から３コーナー過ぎで進出。直線で外から力強く伸びて重賞９勝目を挙げた。タイム１分２７秒３（良）。次走は黒船賞（３月２０日、高知、交流ＧＩＩＩ、ダ１４００メートル）の予定。２馬身差の２着に２番人気セイクリムズン。デビューから１０連勝中だった地元・兵庫のオオエライジンは、直線でいったんは先頭に立ったが、最後に力尽き３着に敗れた。

　（スーニ）父ソト、母エナブル、母の父ローノーク。鹿毛の牡５歳。栗東・吉田直弘厩舎所属。米国・ハイクレアＩｎｃ．の生産馬で、馬主は吉田和美氏。戦績３２戦１２勝（地方２０戦９勝）。獲得賞金４億４９８７万６０００円（地方３億９２７４万円）。重賞はいずれも交流で、０８年ＧＩＩ兵庫ジュニアグランプリ、ＧＩ全日本２歳優駿、０９年ＧＩＪＢＣスプリント、１０年ＧＩＩＩ黒船賞、ＧＩＩＩ東京スプリント、１１年ＧＩＩＩサマーチャンピオン、ＧＩＩ東京盃、ＧＩＪＢＣスプリントに次ぐ９勝目。兵庫ゴールドトロフィーは吉田直弘調教師、川田将雅騎手ともに初優勝。

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