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20日の京都4R3歳新馬(ダート1800メートル)は、和田竜二騎手騎乗の2番人気エイシンヒマワリ(牝、栗東・今野貞一厩舎)がレース中盤に先頭に立ってそのまま押し切り完勝した。タイムは1分53秒6(稍重)。
スタート後はエイシンヒマワリがダッシュ良く先頭をうかがったが、外からマッカートニーが先頭に立つ。しかし、レース中盤に入って再びエイシンヒマワリが先頭を奪い返し、ペースは速くなって馬群はかなり縦長になった。人気のアルティマウェポンも前の2頭を早めに追撃して3番手にマーク。4番手以下は離れて直線へ。エイシンヒマワリは脚いろが鈍らず、後続をぐんぐん引き離す。アルティマウェポンも懸命に食い下がったが、最後は7馬身差をつけてエイシンヒマワリが圧勝した。アルティマウェポンが2着。さらに3馬身差の3着には中団の後ろから伸びた8番人気クインズフェザーが入っている。
エイシンヒマワリは、父Uncle Mo、母Home From Oz、母の父Pulpitという血統。兄エーシンゴールドは交流GIジャパンダートダービーの2着馬。兄Madefromluckyは米GIIピーターパンSの勝ち馬。おじTapitは米GIウッドメモリアルSの勝ち馬。
和田騎手は「気難しい馬で動かなかったりするんですが、ゲートはうまく出てくれましたね。押さえるのに苦労しましたが、道中は馬の行く気に任せました。能力があって楽しみだけど、難しい牝馬なので、使っていってどうかという不安もいっぱいあります」と強い勝ち方の新馬Vにも気を引き締めていた。
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