馬券購入機能をご利用の前に必ずお読みください
1.本機能のご利用にはJRA(日本中央競馬会)が運営するIPAT会員である必要があります。
2.次のページでIPAT情報を設定しPATとの接続を確認してください。
3.本機能のご利用には別途費用(ゴールド)が掛かります。
4.馬券購入が正常に行えなかった場合、通信障害やプログラムのトラブルなど如何なる理由であっても、弊社およびJRAは一切責任を負いません。
5.投票内容は、JRA IPATメニュー内の「照会メニュー」にて必ず確認してください。
上記事項およびウマニティ利用規約に同意のうえ、馬券購入機能をご利用ください。
確認
以下の内容で馬券を購入してよろしいですか?
6点 10,000円
日本ダービー G1
2023年5月28日(日) 15:40発走
芝 2400m
- 並び順
- 着順
- 予想印
- オッズ
印 | 着 順 | 馬 番 |
馬名 性齢 騎手 斤量 |
オッズ |
---|---|---|---|---|
◎ | 1 着 | 12 |
タスティエーラ 牡3 D.レーン57.0 |
8.3 4人気 |
▲ | 2 着 | 5 |
ソールオリエンス 牡3 横山武史57.0 |
1.8 1人気 |
3 着 | 11 |
ハーツコンチェルト 牡3 松山弘平57.0 |
25.6 6人気 |
|
4 着 | 1 |
ベラジオオペラ 牡3 横山和生57.0 |
54.9 9人気 |
|
5 着 | 15 |
ノッキングポイント 牡3 北村宏司57.0 |
166.8 15人気 |
|
6 着 | 3 |
ホウオウビスケッツ 牡3 丸田恭介57.0 |
287.2 16人気 |
|
7 着 | 13 |
シーズンリッチ 牡3 戸崎圭太57.0 |
143.8 14人気 |
|
○ | 8 着 | 14 |
ファントムシーフ 牡3 武豊57.0 |
6.9 3人気 |
9 着 | 10 |
シャザーン 牡3 岩田望来57.0 |
24.9 5人気 |
|
△ | 10 着 | 7 |
フリームファクシ 牡3 吉田隼人57.0 |
88.2 12人気 |
11 着 | 18 |
サトノグランツ 牡3 川田将雅57.0 |
42.7 7人気 |
|
12 着 | 8 |
メタルスピード 牡3 津村明秀57.0 |
89.7 13人気 |
|
13 着 | 16 |
パクスオトマニカ 牡3 田辺裕信57.0 |
322.2 17人気 |
|
14 着 | 4 |
トップナイフ 牡3 横山典弘57.0 |
68.4 10人気 |
|
15 着 | 9 |
グリューネグリーン 牡3 石川裕紀57.0 |
411.1 18人気 |
|
16 着 | 6 |
ショウナンバシット 牡3 M.デムーロ57.0 |
80.4 11人気 |
|
17 着 | 2 |
スキルヴィング 牡3 C.ルメール57.0 |
4.5 2人気 |
|
中止 | 17 |
ドゥラエレーデ 牡3 坂井瑠星57.0 |
44.3 8人気 |
印 | 着 順 | 馬 番 |
コメント |
---|---|---|---|
◎ | 1 着 | 12 | 東京も対応できる適性は見せている |
▲ | 2 着 | 5 | 位置取りの選択が難しくなる前走の末脚 |
3 着 | 11 | ||
4 着 | 1 | ||
5 着 | 15 | ||
6 着 | 3 | ||
7 着 | 13 | ||
○ | 8 着 | 14 | 良馬場の東京替わり歓迎でもう少し前にいれば |
9 着 | 10 | ||
△ | 10 着 | 7 | 雨馬場サッパリ感のある走りで一変警戒 |
11 着 | 18 | ||
12 着 | 8 | ||
13 着 | 16 | ||
14 着 | 4 | ||
15 着 | 9 | ||
16 着 | 6 | ||
17 着 | 2 | ||
中止 | 17 |
印 | 着 順 | 馬 番 |
馬名 性齢 騎手 斤量 |
オッズ |
---|---|---|---|---|
◎ | 1 着 | 12 |
タスティエーラ 牡3 D.レーン57.0 |
8.3 4人気 |
○ | 8 着 | 14 |
ファントムシーフ 牡3 武豊57.0 |
6.9 3人気 |
▲ | 2 着 | 5 |
ソールオリエンス 牡3 横山武史57.0 |
1.8 1人気 |
△ | 10 着 | 7 |
フリームファクシ 牡3 吉田隼人57.0 |
88.2 12人気 |
3 着 | 11 |
ハーツコンチェルト 牡3 松山弘平57.0 |
25.6 6人気 |
|
4 着 | 1 |
ベラジオオペラ 牡3 横山和生57.0 |
54.9 9人気 |
|
5 着 | 15 |
ノッキングポイント 牡3 北村宏司57.0 |
166.8 15人気 |
|
6 着 | 3 |
ホウオウビスケッツ 牡3 丸田恭介57.0 |
287.2 16人気 |
|
7 着 | 13 |
シーズンリッチ 牡3 戸崎圭太57.0 |
143.8 14人気 |
|
9 着 | 10 |
シャザーン 牡3 岩田望来57.0 |
24.9 5人気 |
|
11 着 | 18 |
サトノグランツ 牡3 川田将雅57.0 |
42.7 7人気 |
|
12 着 | 8 |
メタルスピード 牡3 津村明秀57.0 |
89.7 13人気 |
|
13 着 | 16 |
パクスオトマニカ 牡3 田辺裕信57.0 |
322.2 17人気 |
|
14 着 | 4 |
トップナイフ 牡3 横山典弘57.0 |
68.4 10人気 |
|
15 着 | 9 |
グリューネグリーン 牡3 石川裕紀57.0 |
411.1 18人気 |
|
16 着 | 6 |
ショウナンバシット 牡3 M.デムーロ57.0 |
80.4 11人気 |
|
17 着 | 2 |
スキルヴィング 牡3 C.ルメール57.0 |
4.5 2人気 |
|
中止 | 17 |
ドゥラエレーデ 牡3 坂井瑠星57.0 |
44.3 8人気 |
印 | 着 順 | 馬 番 |
コメント |
---|---|---|---|
◎ | 1 着 | 12 | 東京も対応できる適性は見せている |
○ | 8 着 | 14 | 良馬場の東京替わり歓迎でもう少し前にいれば |
▲ | 2 着 | 5 | 位置取りの選択が難しくなる前走の末脚 |
△ | 10 着 | 7 | 雨馬場サッパリ感のある走りで一変警戒 |
3 着 | 11 | ||
4 着 | 1 | ||
5 着 | 15 | ||
6 着 | 3 | ||
7 着 | 13 | ||
9 着 | 10 | ||
11 着 | 18 | ||
12 着 | 8 | ||
13 着 | 16 | ||
14 着 | 4 | ||
15 着 | 9 | ||
16 着 | 6 | ||
17 着 | 2 | ||
中止 | 17 |
印 | 着 順 | 馬 番 |
馬名 性齢 騎手 斤量 |
オッズ |
---|---|---|---|---|
▲ | 2 着 | 5 |
ソールオリエンス 牡3 横山武史57.0 |
1.8 1人気 |
17 着 | 2 |
スキルヴィング 牡3 C.ルメール57.0 |
4.5 2人気 |
|
○ | 8 着 | 14 |
ファントムシーフ 牡3 武豊57.0 |
6.9 3人気 |
◎ | 1 着 | 12 |
タスティエーラ 牡3 D.レーン57.0 |
8.3 4人気 |
9 着 | 10 |
シャザーン 牡3 岩田望来57.0 |
24.9 5人気 |
|
3 着 | 11 |
ハーツコンチェルト 牡3 松山弘平57.0 |
25.6 6人気 |
|
11 着 | 18 |
サトノグランツ 牡3 川田将雅57.0 |
42.7 7人気 |
|
中止 | 17 |
ドゥラエレーデ 牡3 坂井瑠星57.0 |
44.3 8人気 |
|
4 着 | 1 |
ベラジオオペラ 牡3 横山和生57.0 |
54.9 9人気 |
|
14 着 | 4 |
トップナイフ 牡3 横山典弘57.0 |
68.4 10人気 |
|
16 着 | 6 |
ショウナンバシット 牡3 M.デムーロ57.0 |
80.4 11人気 |
|
△ | 10 着 | 7 |
フリームファクシ 牡3 吉田隼人57.0 |
88.2 12人気 |
12 着 | 8 |
メタルスピード 牡3 津村明秀57.0 |
89.7 13人気 |
|
7 着 | 13 |
シーズンリッチ 牡3 戸崎圭太57.0 |
143.8 14人気 |
|
5 着 | 15 |
ノッキングポイント 牡3 北村宏司57.0 |
166.8 15人気 |
|
6 着 | 3 |
ホウオウビスケッツ 牡3 丸田恭介57.0 |
287.2 16人気 |
|
13 着 | 16 |
パクスオトマニカ 牡3 田辺裕信57.0 |
322.2 17人気 |
|
15 着 | 9 |
グリューネグリーン 牡3 石川裕紀57.0 |
411.1 18人気 |
印 | 着 順 | 馬 番 |
コメント |
---|---|---|---|
▲ | 2 着 | 5 | 位置取りの選択が難しくなる前走の末脚 |
17 着 | 2 | ||
○ | 8 着 | 14 | 良馬場の東京替わり歓迎でもう少し前にいれば |
◎ | 1 着 | 12 | 東京も対応できる適性は見せている |
9 着 | 10 | ||
3 着 | 11 | ||
11 着 | 18 | ||
中止 | 17 | ||
4 着 | 1 | ||
14 着 | 4 | ||
16 着 | 6 | ||
△ | 10 着 | 7 | 雨馬場サッパリ感のある走りで一変警戒 |
12 着 | 8 | ||
7 着 | 13 | ||
5 着 | 15 | ||
6 着 | 3 | ||
13 着 | 16 | ||
15 着 | 9 |
買い目
合計 | 10,000円 |
---|
払戻額 | 収支 | 回収率 |
---|---|---|
20,700円 | 10,700円 | 207% |
nigeのコメント
払戻金
単勝 | 12 | 830円 | 4番人気 |
---|---|---|---|
複勝 | 12 | 200円 | 4番人気 |
5 | 120円 | 1番人気 | |
11 | 380円 | 5番人気 | |
枠連 | 3 - 6 | 560円 | 2番人気 |
馬連 | 5 - 12 | 690円 | 3番人気 |
ワイド | 5 - 12 | 360円 | 3番人気 |
11 - 12 | 1,970円 | 19番人気 | |
5 - 11 | 820円 | 8番人気 | |
馬単 | 12 - 5 | 2,330円 | 6番人気 |
3連複 | 5 - 11 - 12 | 4,700円 | 12番人気 |
3連単 | 12 - 5 - 11 | 29,810円 | 79番人気 |
【全馬評価あり】前走内容で人気が上がらないのは有り難い!
<予想>
◎:タスティエーラ
東京も対応できる適性は見せている
○:ファントムシーフ
良馬場の東京替わり歓迎でもう少し前にいれば
▲:ソールオリエンス
位置取りの選択が難しくなる前走の末脚
△:フリームファクシ
雨馬場サッパリ感のある走りで一変警戒
<展開>
逃げたいのは、パクスオトマニカ。それに続いて、トップナイフ、ドゥラエレーデ、グリューネグリーンあたりが出して行く。横山典弘騎手(トップナイフ)が思い切ってハナに行く可能性もあると考えている。
それに続いて、ベラジオオペラ、ホウオウビスケッツ、フリームファクシ、タスティエーラあたりが追走。
前半はゆったりした入りになるかもしれないが、上がり勝負にしたくないドゥラエレーデがいる。上がりだけの勝負にはならずにペースアップが速いロングスパート戦を想定。
<予想詳細>
本命は、タスティエーラ
前走の皐月賞は、じわっと出して好位外の5番手で1コーナーへ。ただ、タッチウッドが折り合えずに外から被せるように上がってきたので、1列下げて6番手で追走。残り650mくらいで外に切り替えて早めの仕掛け。
4コーナーで前のベラジオオペラが外によれていたので、余計に1頭分外を走りながら、直線では馬場のいい外へ。残り250mくらいで先頭に出て押し切るように見えたところを、大外からソールオリエンスが1頭違う脚で伸びてきて1.1/4馬身差2着。
12.3 - 10.9 - 11.9 - 11.6 - 11.8 - 12.4 - 12.5 - 12.7 - 12.5 - 12.0
ペースが流れているところに、タッチウッドが絡んでいったことでハイペース。それに加えて、重馬場の影響で完全に差し有利のレース。
この展開をタッチウッドの影響で位置取りを1列下げられたり、早仕掛けがありながら上がり5位(上がり2位タイが3頭いて0.1秒速いだけ)で0.2秒差。1コーナーで前にいた馬は、この馬以外総崩れの結果が「単純な能力の高さ」を表している。
見る人によっては、「中山適性の高さ」、「重馬場適性の高さ」が好走理由と考えて、東京の良馬場替わりで評価を下げる場合もあると思う。でも、中山適性があるとしても東京であれだけ走れて中山特化タイプはあり得ないし、3コーナーでのめっていたとコメントが出ていて、悪い馬場もこなせるがプラスになったとは思わない。
皐月賞の予想でも本命にしていたが、一戦ごとにパフォーマンスを上げてきた走りを皐月賞でも見せて好内容のレースだった。
この馬の長所は、トップスピードの速さがあり、スピードに乗ってから長く脚が使える持続力もあるところ。
3走前に4着だった共同通信杯は、見た目は差し届かずだったが、レースの後半3Fは「11.3 - 11.3 - 11.5」。この馬の上がり3Fは、33.7秒(上がり3位タイ、1位は3着ダノンザタイガー、5着ウインオーディンの33.6秒)。いい脚を使っていたが、前の馬が位置取りの有利さを活かしてしぶとかったレース。
その位置取りも、出遅れが安定のシーズンリッチがスタートを出たことで、ファントムシーフの後ろが取れなかった運の悪さがあった。あと、新馬戦直後でまだ幼さもあって、直線でフラフラするところも見せていた。
東京で力負けではない負け方を評価して、適性的に中山替わりがプラスになる可能性まであったことから、本命にしたのが弥生賞。松山騎手が共同通信杯の負け方を理解して、自分から動ける位置から長く脚が使える長所を活かして結果を出した。
共同通信杯の内容から早い上がりは使えるが、抜けて早い脚が使える馬ではない。そのため、東京で上がりだけの勝負だと、前に残られたり、極端な速い上がりを使える馬に差される可能性は上がる。でも、メンバー的に上がりだけの勝負になる可能性は低い(33秒台の上がりになってもペースアップは1000~800mくらいのはず)。
それに走った4レースで直線に入ってこの馬を後ろから交わしたのはダノンザタイガー(スローペース:共同通信杯3着)とソールオリエンス(ハイペース:皐月賞1着)だけ。どんなペースでもそう簡単に差されない能力の高さがベースがある。
あと、前走の内容で人気が上がらないのは、オッズ的に想定外の魅力。
皐月賞組がソールオリエンスを逆転するのが難しいと思われているようで、2番人気が青葉賞を勝ったスキルヴィング。それで3番人気ならまだ分かるが、落鉄があったことが影響しているのかファントムシーフより人気が下になりそう。皐月賞であれだけ強い内容で走ったのに、皐月賞より人気が落ちる可能性まである。これは有り難い。
気になる乗り替わりは、問題ないと判断した。
松山騎手は適性を理解していたので、結果的に皐月賞で早仕掛けになっていたが能力は出し切っていた。悪い騎乗をしていたわけではないのでプラスはない。
でも、適性的にレーン騎手の手は合うはず。溜めて速い上がりを使う馬より、ある程度前で持続力を活かせる馬の方がレーン騎手にあっていると考えている。去年の宝塚記念2着ヒシイグアス(◎5人気)、エリザベス女王杯2着ウインマリリン(○5人気)、今年のヴィクトリアマイル2着ソダシ(◎3人気)などで人気以上に走らせている。レーン騎手に替わっても、能力を出し切れるレースができていい。
中山・重馬場・ハイペースの皐月賞から東京・良馬場・スローからのロングスパート戦(想定)の日本ダービーに替わるが、皐月賞上位3頭は力が出せる条件と判断。この馬を本命にして、相手を絞って勝負する。
対抗は、ファントムシーフ
前走の皐月賞は、スタートは良かったが外から出していく馬が多くて、中団やや後ろの外で追走。残り600mで動こうとしたが、内のフリームファクシ、外のシャザーンの方が反応が良かった。
なんとか外のシャザーンに被されないように直線に入ったが、今度は前の進路にメタルスピードが入ってきた。外にシャザーンがいたので内に切り替えて、タスティエーラの抜け出した進路を追いかけて3着。
レース後に向正面で落鉄していたとコメントが出ていて、悪い馬場も重なって3~4コーナーのもたつきに出ていた可能性がある。
1番人気を裏切った形にはなったが、高速馬場で勝ってきて、中山2000mのホープフルSで(出遅れはあったが)4着だった馬。適性的に対応はできたがベストとは思わないし、陣営としても共同通信杯を勝っているので、中山の皐月賞も勝ちに行く仕上げだったとは思うが東京の日本ダービーが大目標だったのは間違いない。成長がないとできない走りをしているので、ダービーに向けて収穫はあった。
今回は、成長したことが確認できたので再度狙いたい。
前走で不安と感じていたのが「成長力」だった。新馬戦から野路菊Sで一気にパフォーマンスを上げたので、ホープフルSでも対抗評価にしていた。ホープフルSではスムーズに走れず、共同通信杯はスローペースではあるが、想定よりパフォーマンスが上がってきていなかった。それでも、まだ余裕のある勝ち方だから皐月賞で対抗として、今度はパフォーマンスを大きく上げてきた。それも落鉄と重馬場のマイナス要素がありながらというのが大きい。
東京で劇的に良くなるというタイプではないが、広いコースならスムーズに走りやすいし、落鉄なく走れて、良馬場なだけで前走からさらにパフォーマンスを上げることができる。
ルメール騎手が馬を選んだのか、馬主を選んだのかは分からないが、乗り替わりになるのは痛い。でも、ずっとルメール騎手で走っていた馬ではなく、デビュー戦は和田騎手、2戦目は福永騎手での勝利。デビュー戦のレース後に素直と言われていたくらいなので、乗り難しいタイプとは思えない。3週連続で調教に乗った武豊騎手が控えすぎなければ、上位争いできる脚があるので対抗で期待する。
単穴は、ソールオリエンス
前走の皐月賞は、出たなりで下げて、すぐに外に切り替えて後方4番手で追走。残り650mくらいで後ろのトップナイフ、 ワンダイレクトが先に動いたが、この馬は残り600mからじわっとスピードに乗って4コーナーで外に膨れるようになりながら直線で大外へ。前に進路ができてからは1頭違う脚で伸びてきて、後方2番手から差し切って1.1/4馬身差で勝利。
横山武史騎手の出たなりで外に切り替えて、馬場のいいところを走らせる作戦にハイペースが見事にハマった。でも、別馬レベルに成長していないとこの走りはできない。驚きの走りとともに、驚きの成長力を見せた。京成杯の(見た目はインパクトがあったが)平凡な内容で素質を期待されて2番人気。それも最内枠だと、私には手が出せなかった。
今回は、東京替わりがプラス。
中山の京成杯や皐月賞を見ると、コーナーでの加速が少し鈍くて、膨れるところも見せている。東京に替わるとコーナー角度がゆるくなることで、中山よりスムーズに加速できて、膨れる可能性も低くなるのはプラス。
気になるのは、時計が出る馬場でどのくらいの脚が使えるのかと、横山武史騎手がどのくらいの位置で追走させるのか。
3戦3勝だが、1戦ごとに時計がかかる馬場になって、上がりも遅くなっている。それでパフォーマンスが上がってきた。軽い馬場の上がり勝負は、新馬戦の遅すぎるレースだけ。遅めの流れでもダービーの流れで、どこまでいい脚が使えるかは未知。この点では、重賞の共同通信杯で上位の上がりが使えている上位評価2頭と違って裏付けがない。
それに前走であれだけいい脚が使えたので、横山武史騎手がどのくらいの位置で走らせるのかも気になる。同じように後方に下げる選択をしたら、ペース次第で物理的に届かない位置になる可能性がある。そもそも、横山武史騎手は「逃げ・先行馬」で積極的に買うべき騎手。皐月賞のソールオリエンスより桜花賞のペリファーニアの方が、横山武史騎手らしい騎乗。差し・追い込み馬は、届かないことを頭に入れて考えた方が正解になることが多い。
皐月賞で見せた上がり3Fの大きな差(上がり2位と0.9秒差)を、東京の良馬場で再現するのは難しい。末脚を過信しすぎた位置取りをすると、前が残る可能性は十分ある。
これらの怖さがあって1倍台の人気。前走までではないが、まだ素質が期待されすぎていると感じる。能力は評価しても、単穴で他の馬から狙う選択になる。
4番手は、フリームファクシ
前走の皐月賞は、出たなりで少し抑えながら中団で追走。3コーナーで馬群の中から徐々に位置を上げながら、直線に入る所で少し外へ。そこからじわじわという感じで1.4秒差9着。
内容的には力負けなのだが、この馬らしい走りではなかったと感じた。もっと前向きさがあって、大跳びでもあるのに馬場を気にしていたような走り。レース後のコメントで、「仕掛けたところで馬場に脚を取られていた」とコメントが出ていてかなり馬場が走りに影響したと考えている。
この馬は、きさらぎ賞まで「時計の出る馬場の広いコース」で結果を出してきた馬。東京の良馬場替わりは間違いなくプラスになる。
有力馬がきさらぎ賞の次の週にあるクラシックにつながる王道レース「共同通信杯」を使うから手薄になるレースで結果を出してきたので、4番人気だった皐月賞は消していた。でも、馬場で全く力が出せなかったと考えたら「1.4秒差9着」なら変わり身次第で好走の可能性を感じる。それで人気は、一気に二桁人気まで下がる。
悪い馬場を気にして前走で折り合えた可能性があるが、調教では3週連続で吉田隼人騎手が騎乗して、「中間は普段から折り合いがスムーズ。」とコメントが出ているくらい。折り合える可能性はある。
この人気なら少額で押さえられるので、前走の悪い馬場で見えていない成長が東京の良馬場で出る可能性を警戒して相手に入れておく。
皐月賞は上位3頭が東京でもパフォーマンスを維持できると考えていて、4着馬(完璧な進路)・5着馬(重馬場巧者だから走れる進路)は前回あったプラス要素がなくなるので逆転は難しい。6着以下だと、重馬場の影響がかなり大きいと感じたフリームファクシを相手に入れた。
別路線は、皐月賞を超えるような魅力を感じるレースがない。青葉賞のスキルヴィングが人気になっているが、差し有利のレース、かつ速い時計も馬場の影響が大きくてレースレベルは例年と変わらないくらい(そもそも、3番人気1戦1勝の馬、4番人気3戦目でやっと未勝利を勝った馬でメンバーレベルも低い)。2年前の毎日杯くらいのインパクトがないと、皐月賞までに賞金を加算できずに出走できなかった馬を積極的に買う気にはならない(21年の日本ダービーは、◎グレートマジシャン(4着)、○シャフリヤール(1着)で毎日杯組から勝負した)。
最終的に、皐月賞の上位3頭+フリームファクシの4頭での勝負にした。
※以下は、買わない馬の評価。
ベラジオオペラ
前走の皐月賞は、外枠から積極的に位置を取りに行って2番手から追走。2コーナーでタッチウッドが外から上がってきたが、これには抵抗せず好位外の4番手で3コーナーへ。残り600mで馬場を気にしてか外に膨れてしまって、直線で我慢するだけの10着。展開不向きだし、勝負所で膨れてしまったので仕方ない。
今回は、東京2400m替わりが課題。スプリングS(中山1800m)のペースの流れた展開を差しきれるので、中山適性が高いし、1600~1800m向きと感じる。東京でも1勝クラスで勝っているが、レースレベルは低くて、このメンバーでの東京の上がりに対応できるとは思えない。距離・コース共に合わないと考えているので消し。
スキルヴィング
前走の青葉賞は、スタートで内によれて接触したが、行き足はついて中団やや後ろの外から追走。残り600mの少し前からじわっと位置を上げて、直線で外へ。少し追い出しを待って仕掛けて、少し前にいたハーツコンチェルトを交わして1/2馬身差で勝利。
時計はいいのだが、かなりの高速馬場だった影響が大きい。レースレベル的には、例年と変わらないくらいと判断した。それで、差し有利のレースで、3番人気1戦1勝の馬、4番人気3戦目でやっと未勝利を勝った馬でメンバーレベルも低かった。まだ伸びしろがありそうだが、現時点で皐月賞上位馬との差は大きい。その差を埋めて、超えるくらい短期間で成長するのか疑問。ルメール騎手が馬を選んだのか、馬主を選んだのかは分からないが、パフォーマンスを考えると過剰人気。想定より強くて好走されても諦められるので消し。
近年のレース間隔を空けて使うローテが増えたことを考えても、青葉賞を走らないといけない状況(完成度が低いから早めに賞金を加算できていない、皐月賞に出走できていない、2200m以上の長い距離を使ってきたのなら戦ってきた相手が弱いなど)が、ダービーを好走することに「不利な状況」になっているということを頭に入れておかないといけない。
ホウオウビスケッツ
前走の皐月賞は、タスティエーラとほぼ並走の6番手で追走。3コーナーでかなり手が動いて、4コーナーでは後続に吸収されて17着。展開不向き&能力差で完敗。逃げても上がりの早さの対応がきついし、距離が伸びていいとも感じない。ラジオNIKKEI賞あたりなら出番あっても。
トップナイフ
前走の皐月賞は、出遅れてしまって後方から追い込んできて0.9秒差7着。ハイペースで上がりがかかる展開になったことで、展開に合う位置取りになってまずまずの結果になった。
今回は、東京2400mになるので上がりの対応が課題。35.0秒くらいの上がりで上位に来れるようなレースが合うので、レース条件が合わない。あと、この馬なりには成長しているが、他馬と比較しても成長力が少し劣る。これだけ使っているので、ガラッと変わるのは期待薄(好走できるなら皐月賞と思っていた)。
ショウナンバシット
前走の皐月賞は、中団やや後ろの内で追走。向正面で他馬が避けていた内から少し位置を上げて、3~4コーナーでも避けられた内から位置を上げて、直線に入ったところではタスティエーラの内。残り200mでは2番手にいたが差されて5着。
この馬1頭だけ別の競馬をしていて、明らかに「重馬場巧者」だからできるレース運びをしている。4走前の1勝クラスでも、かなり時計のかかっていた馬場を勝っているので、雨馬場が一番プラスになったのがこの馬だった。あの進路取りでも5着が精一杯なので、良馬場の東京で上位争いは厳しい。今後、馬場が悪くなったレースの時は、要注意。
メタルスピード
前走の皐月賞は、外枠からじわっと出して中団の外で追走。タスティエーラの進出について行って追いかけたが、直線できついからか外にもたれるところを見せながら我慢するも4着。
4着だったが、上位3頭よりスムーズに走れて完璧な進路取り。それで早仕掛けのタスティエーラより上がりが遅く、進路の邪魔をして内に切り替えさせて落鉄もしていたファントムシーフに先着されている。馬場的に、スプリングSも重馬場で上がりのかかるレースだったので、皐月賞の馬場も適性に合っていた可能性が高い(自己最速上がりが、未勝利戦で3着の34.9秒)。そうなると良馬場の東京になって逆転できるイメージが浮かばない。成長しているが、この条件で買いたくなる適性ではない。
グリューネグリーン
前走の皐月賞は、展開不向きではあるが、この馬なりに頑張っている。ハナが取れたりしたら少し良化があっていいが、成長力を感じない。買いたくなる要素がない。
シャザーン
前走の皐月賞は、中団やや後ろの外でファントムシーフの後ろを追走。残り600mから動いて、落鉄&馬場の影響でもたついていたファントムシーフの横に並びかけて直線へ。頑張ってついていったが、残り200mから苦しくなって6着。展開に合う位置取り、馬場状態に合う進路、仕掛けるタイミングもよかった。それでも、6着。これが現状の能力差と感じる結果だった。
5番人気になっているのに驚いたが、新馬戦やすみれSの速い上がりが魅力と感じているのなら危ない。新馬戦は新潟の超スローペースで、上がり3F32.4秒が2頭、32.5秒が4頭もいたレース。すみれSも、超スローペースで皐月賞での重馬場巧者として挙げたショウナンバシットが、上がり3F33.6秒の上がり2位で走れるようなレース。この2レースは「上がりの速くなるレース」だっただけ。共同通信杯とかと同じ上がり3Fと考えてはいけない。
皐月賞で成長を見せたのは間違いないが、前走で力を出し切っているので、上位馬を逆転できるまでの良化があるか疑問。皐月賞の上位3頭がパフォーマンスを維持、または上げる可能性もあると考えているので、押さえでこの人気だと手が出ない。この馬を押さえで買うより、馬連を厚く買ったり、フリームファクシの方を押さえに入れる選択になる。掲示板争いくらいならあっていいとは考えている。
ハーツコンチェルト
前走の青葉賞は、一団の後方で追走。直線で馬群に突っ込んでさばけたので、一旦先頭に出たがスキルヴィングに差されて2着。
行き足がつかないので距離が伸びて、直線が長いコースになって東京スポーツ杯2歳Sのような脚が使えた。ただ、レースレベルは平凡で負けてしまっている。権利取りでしっかり仕上げてからの中3週。陣営はさらに状態を上げているとコメントしているが、少し上がった所で相手が強くなるので足りない。展開とか他馬が崩れたりいろいろ助けがないと好走するイメージが浮かばない。
シーズンリッチ
前走の毎日杯は、出遅れから少し出して中団の最内で追走。直線でなかなか進路がなかったが、残り200mで前に進路ができると抜け出して勝利。重賞を勝ったが、レースレベル・メンバーレベルどちらも低い。別馬レベルに変わってこないと好走は厳しい。
ノッキングポイント
レースレベル・メンバーレベルどちらも低い毎日杯で負けて、1600mの方がパフォーマンスが高い馬。東京2400mをこの相手で買いたくなる要素がない。
パクスオトマニカ
前走のプリンシパルSは、超スローペースで逃げて逃げ切り。分かりやすく展開に恵まれたレース。距離的に2000mより1800mの方がパフォーマンスが高いので、距離延長がいいとは思わない。素質に期待するしかない。
ドゥラエレーデ
UAEダービーは完成度が活きるレースなので、馬場に対応できて、デルマソトガケの逃げもペースに対応しやすくなっていたはず。
ホープフルS勝ち馬なので芝戻りは問題ないが、上がりがかかる条件が良いのは間違いない。東京スポーツ杯2歳Sを見ると、東京の上がりの対応は厳しい。見えていない芝での成長に期待して押さえるくらいならありだと思うが、私は買うまでの魅力は感じなかった。
サトノグランツ
前走の京都新聞杯は、中団やや前の馬群の中で追走。直線に入って坂に入ってからじわじわ差を縮めて差し切り勝ち。前半かなりのスローペースで前有利のレースだったので、よく差し切ったなと感じたレースだった。でも、レースレベルは低い。他の勝ったレースもレースレベルは高くないので、このメンバーに入ると別馬の走りをしないと厳しい。