【全馬評価あり】前走よりレース条件が合うので期待！


＜予想＞

◎：ヒデノヴィーナス
骨折明けで好内容

○：ウルトラマリン
成長真っ最中で中山対応が課題

▲：ルッジェーロ
ペースが速すぎない中山は得意

△：ノーフィアー
ハイペースにならなければ

☆：リュウノユキナ
この相手なら出番あっても



＜展開＞

逃げたいのは、最内に入ったレッドアネラ。
その外からヒデノヴィーナス、ウルトラマリン。その後ろから、ノーフィアー、リュウノユキナ、タテヤマあたりが追走。
ハナ争いにはなりそうになく、平均ペースを想定。


＜予想詳細＞

本命は、ヒデノヴィーナス

前走のNST賞は、スタートは一番速いくらいだったが、抑えて外の逃げ馬に譲って、その後ろから追走。
直線に入って前の2頭の外に出して伸びてきたが2着まで。

逃げたら強いヒロシゲゴールドに、コーナーがきつくて逃げ馬が有利な新潟で譲ったら押し切られるのは仕方ない。
逃げられるテンの脚だったのに抑えて譲ったのが全て。でも、骨折して5か月休養明けの18㎏増で、あれだけ走れたのは好内容。


今回は、長所の持続力が活きる中山1200m戻りは歓迎。

評価しているのは、4走前のアクアラインS(3勝クラス)。
このレースは、時計の出る馬場ではあったが前半3F32.3秒のハイペース。それを逃げ馬とほぼ並走の2番手から追走して、直線で早め先頭からそのまま押し切って勝利。
完全に差し有利の展開を、早め先頭で押し切っていて着差以上に強い内容。

2走前の千葉Sは、2番手から失速して案外の走りだったが、3番手の勝ち馬に早めに交わされて厳しかったし、その後に骨折が判明。言い訳はできる。

2番手が楽に取れそうで、1000m戦を勝てるスピードが活きる雨の影響のある馬もプラス。
平均ペースの大和S2着、コーナーで緩む緩い流れのNST賞でも2着で、ペースに柔軟に対応できるのも強み。
レッドアネラを直線に入ってから交わして、そのまま押し切る走りに期待する。



相手は、

前走は、ハナ争いから少し離れた内の4番手から追走。直線で外に出すと1頭違う脚で伸びてきて3.1/2馬身差の完勝。
内で砂を被ってどうなるか？のレースだったが、全く問題なく、未経験のハイペースにも対応。さらに成長した走りを見て驚かされた。
コーナーのきつさがある新潟での好走は、あまり他のコースにつながらないので、中山のペース対応が課題になるウルトラマリン


前走のNST賞は、少し出して中団馬群の中から追走。直線で外に出してから、いい脚で伸びてきて3着。
中山の速すぎない平均ペースが得意な馬（ハイペースだと持続力が不安）なので、新潟のコーナーで緩む流れに対応。前残りの流れで好内容だった。
中山に変わって、平均ペースで流れそうなので、直線スムーズなら上位争いに加われるルッジェーロ


前走のNST賞は、好位馬群の中から追走していたが、直線での加速について行けずに13着。休み明けに加えて、新潟の緩い流れだったので仕方ない凡走。
中山替わりは歓迎で、平均ペースなら3走前の千葉Sのように好位で粘って馬券圏内争いに加われていいノーフィアー


前走は、前有利な展開を2番手から失速の6着。1400mは距離が長いので、展開が向いても差されるのは仕方ない。
中山1200mは、条件戦で結果を出していた条件。好位～中団やや前から粘って好走していた。
オープンだと相手が強くなってやや足りずの結果になっているが、かなり手薄な今回の相手なら馬券圏内争いに加われていいリュウノユキナ

まで。


買い目は、フォーメーションでいろいろ買っていますが、3連単◎1着固定流し、3連単1着〇・2着◎固定流しの強弱です。


※以下は、買わない馬の評価。

レッドアネラ
前走は、ハナを取りに行かずに2番手で遅いペースに付き合って、直線の加速について行けずに失速。速いペースで逃げて、そのままなだれ込むように走る馬なので、直線で再加速するような脚はない。
中山替わりと雨の影響のある馬場は歓迎だが、近走は直線での脚の止まり方が大きくなっていて、好調時（4，5走前）のような持続力が見られていない。
休み明けの14㎏増から、一気に好調時の状態まで戻るのは難しいと考えて消し。


スナークライデン
中山は2勝クラスで勝っているが、時計は平凡。3走前に広い阪神コースでパフォーマンスを上げて勝利。
2走前の京葉Sの走りを見ても、中山・雨の影響のある馬場は不向き。条件が合わない。


サザンヴィグラス
前走は東京1400mで勝ったが、中山1200mでも5走前のアクアラインS(3勝クラス)で展開の助けはがあったがヒデノヴィーナスの2着がある。
このメンバーでも馬券圏内争いできる力はあるが、休み明けに加えて内枠。
叩き良化型で、調教で汗取りまで付けていて太めで出てくることが濃厚。また、外枠でスムーズに走らせたい馬で、内枠だと力が出せる可能性が低い。


タテヤマ
4走前の後に挫跖で休養してから、明らかにパフォーマンスが落ちて3戦連続2桁着順。
4走前のカペラS7着だけ走れば勝負になるのだが、前走の走りから一変するとは思えず消し。


エルモンストロ
2走前に馬場入場後に暴走。疲労で取消。調教から気難しさがある馬なので、レース前に悪いところが出てしまった。
前走は、得意の新潟だったが展開不向きにしてもいいところなく、中団から追走して失速。
相変わらず調教で気の悪さを見せていて、状態が戻ってきていない走り（陣営がまだ完調手前と言ってしまっている）。
適性的にも、コーナーで緩む流れが得意なので中山の流れは不安が大きい。


アシャカダイキ
オープン昇級後で掲示板に載れたのは、去年のクラスターC4着だけ。中団追走から失速していて、かなり悪い内容の負け方。
3勝クラスを勝った条件だが、1年半前。その時より状態が悪いので厳しい。